手動のコーヒーミルを探すのに一度に挽ける容量まで考えて選ばないと後で後悔することがあります。
市販の手動コーヒーミルは20gまでのものが多いので、
20g以上のコーヒー粉が必要なときはもう一度挽く必要があるからです。
20g以上のコーヒー粉が必要な時ってどんなときにゃ?
マグカップ2杯以上入れたい時や、急冷式のアイスコーヒーを入れたい時などです。
コーヒーをマグカップ2杯400gで抽出しようと思うとコーヒー粉が24g以上のコーヒー粉が必要になります。
また、急冷式のアイスコーヒーをマグカップ1杯抽出するには20g以上のコーヒー粉が必要になります。
私は1年間で1000杯以上のコーヒーを飲み続けていますが、ドリップコーヒーを入れるときはいつも手動のコーヒーミルでコーヒー豆を挽いています。
手動のコーヒーミルはタイムモアのC2maxを使用しています↓
タイムモア C2max
¥11,680
C2maxは30gまで1度に挽けるので、
急冷式のアイスコーヒーを入れるときやマグカップ2杯以上のドリップコーヒーを入れる時など非常に重宝しています。
今回は容量に着目して、30g以上のコーヒー粉が一度に挽ける大容量の手動コーヒーミルを5つご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・手動コーヒーミルの選び方
・大容量の手動コーヒーミル5選
上記のことがわかります。
手動のコーヒーミルを選ぶときは、2回以上挽く手間を考えると30g以上を一度に挽ける方がいいと思います。
1度に挽ける容量について注意しないと後で後悔する場合が多いです。
手動のコーヒーミルを選ぶときはしっかりと1度に挽ける容量に注意して器具を選びましょう。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
大容量のコーヒーミルの必要性
大容量のコーヒーミルの必要性は以下のときにでてきます。
◾️大容量のコーヒーミルの必要性
・水出しコーヒーを作る
・急冷式のアイスコーヒー
・大人数(2杯以上)のドリップ
水出しコーヒーを作る
水出しコーヒーの場合は水1Lに対して使うコーヒー粉の量は80gになります。
20gしか挽けない手動のコーヒーミルだと4回以上の作業を繰り返さなければならないのでとても大変です。
水出しコーヒーの入れ方についてはこちらの記事をご参照ください↓
一度に挽ける容量が多いハリオセラミック2Bでも最大で70gなので、2回は挽かなければならないです。
水出しコーヒーの場合は市販のコーヒー豆を挽いてもらうのが一番いいかもしれませんね。
急冷式のアイスコーヒー
急冷式のアイスコーヒーは200gに対して使うコーヒー粉の量は20gになります。
20gがマックスの手動のコーヒーミルだとコーヒー受けがいっぱいになってうまく挽けない場合があります。
一度に30g以上のコーヒー豆が挽けるものを使用した方がいいと思います。
急冷式のアイスコーヒーの入れ方についてはこちらの記事をご参照ください↓
大人数(2杯以上)のドリップ
マグカップ2杯分で400gの抽出が必要な場合はコーヒー粉の量は24gとなります。
手動の高性能コーヒーミルの容量は20gのものが多い傾向がありますが、
コーヒーミルを買うときに容量に注意しないと、一度に挽けずに面倒になってしまうなんてことよくあります。
ひとり分のドリップコーヒーならいいのですが、2杯以上のドリップをする場合は20g以上一度に挽けた方がいいと思います。
手動コーヒーミルの選び方
手動コーヒーミルの選び方は以下の点に注意して選びましょう。
◾️手動コーヒーミルの選び方
・刃の形状
→臼式(コニカル刃)
・刃の素材
→セラミック刃かステンレス刃
・サイズや容量
→30g以上が一度に挽ける
刃の形状
手動のコーヒーミルの刃の形状は臼式になります。
臼式のコーヒーミルは、上下に付いた2枚の刃で臼のようにコーヒー豆をすり潰して挽けるのが特徴です。
臼式の中でも大きく分けてフラット刃とコニカル刃の2種類があります。
フラット刃は、名前のとおり平らな形状の上刃と下刃が高速回転し、コーヒー豆を切るように砕きます↓
一方、コニカル刃は、立体的な螺旋形状をしており、フラット刃より低速な回転でコーヒー豆をすり潰すように砕きます↓
どちらも、ダイヤルなどにより細かな挽き目の調節ができるうえ、細挽きにも対応しているのが魅力です。
手動のコーヒーミルの場合はコニカル刃のものがほとんどになります。
挽き目が均一で、安定した味わいのコーヒーを飲みたい方におすすめです。
刃の素材
コーヒーミルの刃の素材は製品によって異なります。
主に使用されているのは、セラミック刃とステンレス刃の2種類あります。
セラミック刃は、安価で豆に金属臭が付かないのがメリットです。
また、水洗いができるため、手軽にお手入れできます。
一方、ステンレス刃は、セラミック刃よりも切れ味がよく豆を挽きやすいのが魅力です。
微粉が少ないうえ、粒度が均一になるのもポイントです。
ただし、セラミックと比べて価格が高く、扱いが難しい点がデメリットになります。
初心者の方はセラミック刃のモノ、コーヒーの味によりこだわりたい方はステンレス刃のモノがおすすめです。
サイズや容量
コーヒーミルを購入する際には、サイズや容量もチェックしておきましょう。
1日に何杯もコーヒーを飲みたい方や家族で使いたい方は容量が大きいモノを選ぶのがおすすめです。
カップ1杯あたりのコーヒー使用量の目安は10~14gなので、3杯分のコーヒーを入れたいなら、30g以上程度の容量のあるモデルを選びましょう。
また、水出しコーヒーや急冷式のアイスコーヒーなど30g以上のコーヒー粉が必要になるので、容量は多い方が一度に挽けるので便利です。
大容量の手動コーヒーミル5選
大容量の手動コーヒーミルのおすすめは以下の5つになります。
◾️大容量の手動コーヒーミル5選
タイムモアC2max
タイムモアC2max
¥11,680
・容量約30g
・臼式(コニカル刃)
・ステンレス刃
表面にダイヤモンドパターン加工が施されており、握りやすいのが特徴の手動タイプのコーヒーミルです。
重厚感と高級感のあるスタイリッシュな見た目が魅力です。
ステンレス製の臼式を採用しており、丈夫で挽きムラが少ないのもメリットです。
また、ダイヤルをクリックすることで挽き目を36段階で調節できるのがポイントです。
お手入れに役立つブラシも付属しています。
耐久性が高く長く愛用できるコーヒーミルを探している方におすすめです。
コマンダンテC40MK4
コマンダンテC40MK3
¥54,980
・容量40g
・臼式(コニカル刃)
・ステンレス刃(ニトロブレード)
コーヒーのポテンシャルを引き出すために作られた手動タイプのコーヒーミルです。
刃の素材にはニトロブレードと呼ばれるステンレス鋼を使用しています。
切れ味がよく粒度が均一に揃いやすいのが特徴です。
また、回転軸にベアリングを採用しており、スムーズにハンドルを回して豆を挽けるのも魅力です。
グリップ部分が大きめで回しやすいのもメリットです。
さらに、コンパクトなサイズで持ち運びやすく、キャンプや登山などのアウトドアでも活躍します。
使いやすく長く愛用できる高級なコーヒーミルを探している方におすすめです。
1ZPRESSO J-MAX
1ZPRESSO J-MAX
¥58,580
・容量35〜40g
・臼式(コニカル刃)
・ステンレス刃(チタンコーティング)
チタンがコーティングされたステンレススチール刃は硬度が高く、硬くなりがちな極細挽きまでスムーズに挽きやすいです。
粉受けはマグネットなので回転させる必要がなくなり、ポンっと一発で着脱可能になります。
かなり強力な磁力のおかげで外れる心配もなさそうです。
挽き目の調整は上部のダイヤルで手軽に行えてとても便利です。
エスプレッソやトルコ式コーヒーの細かな挽き目にも対応しています。
付属のケースは500mlのペットボトルの1.5倍ほどのサイズ感で、撥水性もありアウトドアでも持ち運びやすいです。
外でエスプレッソを楽しみたい人にはおすすめのコーヒーミルです。
ハリオセラミック2B
ハリオセラミック2B
¥1,970
・容量70g
・臼式(コニカル刃)
・セラミック刃
一度に挽ける手動コーヒーミルのキングはハリオです。
説明書には100gと書いてありますが、ホッパーに100gも入らないので、ここは70gとしました。
70g挽くのに10分以上はかかりますがコスパは最強です。
日本のメーカーなのでセラミック刃がへたってもハリオのネットショップで購入できます。
挽き目調整はちょっと面倒で慣れが必要です。
粉受けにふたがついているのでそのまま冷蔵庫に保管できるんですよね。
私が最初に使っていた手動のコーヒーミルでかなり重宝しました。
貝印ザ・コーヒーミル
貝印ザ・コーヒーミル
¥6,118
・容量50g
・臼式(コニカル刃)
・セラミック刃
世界中のコーヒーを知り尽くすコーヒーハンター川島良彰さんが、
「厳しい基準を全てクリアした最高に美味しいコーヒー豆の味を、最大限に引き出して飲んで欲しい。自宅でのコーヒータイムをより楽しんでほしい」
という想いと、大手刃物メーカー(株)貝印の伝統の技術力が合わさって完成した手挽きミルが「The Coffee Mill」です。
一度に50gまで挽くことができ、セラミック製の臼(うす)を取り外して洗うことができます。
「FIXグラインド機構」という機構を採用していて雑味の元になるコーヒーの微細粉を減らす効果があります。
挽きやすさとインテリアとしての完成度も高いデザインが特徴ですね。
まとめ
今回は大容量の手動コーヒーミルを探している人や手動コーヒーミルをどれにしようか迷っている人に対して、
30g以上のコーヒー粉が一度に挽ける大容量の手動コーヒーミルを5つご紹介してきました。
まとめると以下になります。
◾️手動コーヒーミルの選び方
・刃の形状
→臼式(コニカル刃)
・刃の素材
→セラミック刃かステンレス刃
・サイズや容量
→30g以上が一度に挽ける
◾️大容量の手動コーヒーミル5選
手動のコーヒーミルを選ぶときは、2回以上挽く手間を考えると30g以上を一度に挽ける方がいいと思います。
1度に挽ける容量について注意しないと後で後悔する場合が多いです。
手動のコーヒーミルを選ぶときはしっかりと1度に挽ける容量に注意して器具を選びましょう。
この記事が少しでも手動コーヒーミル選びの参考になってくれれば幸いです。
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