時間がない時や急な来客時に手軽で素早く美味しいコーヒーを入れたい時ってやっぱりインスタントコーヒーが大活躍しますね。
どうせなら、インスタントコーヒーをいろいろとこだわりたいなんて人多いと思います。
こだわってもやっぱりドリップコーヒーには負けるんじゃにゃい?
確かにドリップコーヒーを上手に入れられれば負けてしまうかもしれませんが…
インスタントコーヒーでもしっかりと注意すれば十分に美味しいコーヒーを入れることは可能です。
インスタントコーヒーを美味しくいれる方法についてはこちらの記事をご参照ください↓
インスタントコーヒーのいいところはなんといっても時間がない時に手軽に楽しめることやドリップした後のカスが残らないことです。
今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。
・インスタントコーヒーで手軽に本格的な味わいを楽しみたい人
・タイプ別にインスタントコーヒーを選びたい人
上記の方々に対して、タイプ別におすすめするインスタントコーヒーをご紹介します。
この記事で手軽にこだわりのインスタントコーヒーを楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
インスタントコーヒーについて
インスタントコーヒーについて少し詳しくみていきましょう。
製法の違い
インスタントコーヒーには大きく分けると2種類の製法があります。
・スプレードライ製法
・フリーズドライ製法
スプレードライ製法
コーヒー液を霧状にして、熱風で水分を蒸発させます。
乾燥するための塔施設を建て、およそ40mほどの高さから霧状のコーヒー液を落下させていきます。
そして、コーヒー霧が落下するまでの間に200℃近くもある熱風を吹きかけ、コーヒー霧の水分を飛ばし、結晶化させる製法です。
これにより、冷たい水にもすぐ溶けるコーヒーが出来ます。
フリーズドライ製法
コーヒー液をマイナス40℃の冷凍機で凍らせ、細かく砕きます。
このコーヒーの粒を真空中で乾燥させます。
真空環境下では水分が水蒸気になりやすいため、熱を大きくかける必要がなく、
その結果、風味や香りを逃がさないのが特長です。
インスタントコーヒーの発明者は日本人?
家庭やオフィスでのコーヒーブレイクが手軽になり、コーヒーの存在がより身近になるきっかけにもなったインスタントコーヒーですが、
いつ頃にできたものなのでしょうか?
また、この便利なインスタントコーヒーの発明者は、一体誰だったのでしょうか?
実は、このインスタントコーヒーの発明に、私たちと同じ日本人が深く関わっていたとの説があります。
1899年、アメリカのシカゴに在住していた日本人科学者の加藤サトリ氏は、緑茶を粉末化する実験の途中に、コーヒーへの応用をひらめきます。
スプレードライ製法を用いて緑茶を粉末化する技術を活かした実験の結果、コーヒーの抽出液の粉末化に成功。
その後、1901年にニューヨーク州で開かれた「パンアメリカン博覧会」に、世界初のインスタントコーヒーを発表します。
加藤氏は、1903年に自身が考案した製法の特許を取得しますが、
残念ながら「コーヒー特有の香りに欠ける」との理由で、それほど注目されなかったそうです。
また、その当時に飲まれていたコーヒーはレギュラーが定番で、
なかなか一般には浸透しないだろうとの予想から、加藤氏発明のインスタントコーヒーは商品化されませんでした。
インスタントコーヒーの歴史
加藤氏の特許取得から3年後の1906年、アメリカ人の発明家ジョージ・ワシントンが、スプレードライ製法を改良した別の方法でインスタントコーヒーに関する新しい特許を取得します。
ワシントンが発明したインスタントコーヒーは、1909年に『ベルナ』という商品名で大量生産が始まりました。
商品化して間もない頃、『ベルナ』が重宝されたのは、第一次世界大戦中の戦地でした。
過酷な戦地で手軽にあたたかいコーヒーが飲めることは、心身ともに疲れきった兵士たちを癒やしたのです。
インスタントコーヒーの魅力を知った彼ら兵士は、戦地から母国へ帰る際に『ベルナ』を持ち帰ります。
これによって、インスタントコーヒーの存在は一般の人々にも普及していきました。
現在、インスタントコーヒーの製造方法には、「スプレードライ製法」と「フリーズドライ製法」の2種類がありますが、
日本人の加藤サトリ氏が世界で初めて発案した製法は、スプレードライ製法によるインスタントコーヒーでした。
年代だけで言えば、加藤氏の発明が世界初と呼べるのですが…
アメリカ人発明家のジョージ・ワシントン説も根強く残る理由には、実験成功か、特許取得か、製品化成功かなど、どのタイミングを「発明」と定義づけるかにさまざまな意見があるようです。
ただ、今日世界に普及しているインスタントコーヒーの発明に日本人が関わっていることはまぎれもない事実です。
その歴史を知ると、なんだか、インスタントコーヒーにより親近感がわくような気がしますね。
タイプ別おすすめインスタントコーヒー
インスタントコーヒーのタイプは以下のように分けてご紹介します。
瓶や袋詰めタイプ
ネスカフェ ゴールドブレンド 120g
¥866
「ネスカフェ ゴールドブレンド」は、微粉砕した焙煎コーヒー豆の粒を包み込むことで、
淹れたての上質な香りとコーヒー本来の味わい、雑味のない澄みきった後味を実現した「レギュラーソリュブルコーヒー」です。
飲み終わった後、カップの底に見えるその粒こそが、確かな品質の証です。
私もいつも飲んでいます。
UCC上島珈琲 ザ・ブレンド114 90g×2個
¥724
コーヒー鑑定士が厳選した、ブラジル・エクアドル産などのコーヒー豆から作り上げた瓶タイプのインスタントコーヒーです。
究極のブレンドコーヒーを作り上げるために、500種ものサンプルの中から選び抜いたモノをフリーズドライ製法で仕上げています。
香り高く、やわらかな味わいが特徴。苦さ控えめで、ほどよい酸味のあるコーヒーが好きな方におすすめです。
アイスコーヒーやカフェオレにしても美味しくいただけます。
AGF ちょっと贅沢な珈琲店 飲み比べセット 80g×3種類
¥1,283
原材料は以下になります。
コーヒー豆の産地によって飲み比べができて楽しいですよね。
【スペシャル・ブレンド】コーヒー豆(生豆生産国名:ブラジル又はベトナム又はその他)
【モダン・ブレンド】コーヒー豆(生豆生産国名:ラオス又はブラジル又はその他)
【クラシック・ブレンド】コーヒー豆(ブラジル又はベトナム又はその他) / 香料
「ちょっと贅沢な珈琲店」インスタント・コーヒーは、季節や産地特徴によって豆の個性を引き出す焙煎と抽出がされています。
コーヒー豆を選定し、珈琲店のマスターが淹れたような香り・味をパウダーに閉じこめてあります。
熱をかけずに-40℃で真空乾燥させるフリーズドライ製法なので、コーヒー本来の豊かな香りとコクの風味を逃さずに、
淹れたてのコーヒーの味わいをお楽しみいただけるインスタントコーヒーです。
ドトールコーヒー インスタントコーヒー 香り豊かなおいしい一杯 90g×2個
¥1,400
コーヒーショップチェーンの先駆者であるドトールが手掛ける、香り豊かな味わいを堪能できるインスタントコーヒーです。
ドトールが独自基準で厳選したベトナム産のコーヒー豆を自社工場で中煎りです。
コーヒー豆の質を維持するフリーズドライ製法とアロマリカバリーにより、上質な風味を再現しています。
苦味・酸味・コク深さすべてが程よく、バランスのとれた飲みやすさが 魅力です。
容器は瓶タイプ。一息つきたい時はもちろん、食事やおやつのお供にも適しているインスタントコーヒーです。
オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー 100g
¥1,186
コロンビア国内のほかの生産地のものと違い、シエラネバダ山で栽培されたコーヒー豆の種類は豆粒が大きいので、上質で豊かな香りがあります。
山の清らかな湧き水と雪解け水が、酸味・コク・風味を引き立たせます。
日陰栽培された完熟豆のみを手摘みし、水洗処理しました。酸味が程よく、カリブ海の豆らしい軽やかさもある、マイルドなコーヒーです。
スティックタイプ
ネスカフェ ブラックスティックセレクション40P
¥1,149
商品紹介 ネスカフェのスティックブラックの計5種類のフレーバーがアソートされた製品です。
フレーバーの種類は以下になります。
「ネスカフェ ゴールドブレンド」
→上質な香りとマイルドな味わい
「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」
→上質な香りとコク深めでしっかりした味わい
「ネスカフェ ゴールドブレンド 香り華やぐ」
→華やかな香りとフルーティな味わいがそれぞれ特長
「ネスカフェ 香味焙煎 豊香」
→濃厚でいて豊満な香り、深みを重ねたコクと透明感に満ちた後味
「ネスカフェ 香味焙煎 柔香」
→澄みわたる柔らかな香り、まろやかな酸味とすっきりとした後味
それぞれのスティックブラックが8本ずつアソートされております。
AGF ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス産地アソート 50P
¥1,081
焙煎度が異なる4種のブラックコーヒーを気分に合わせて選べるスティックタイプのインスタントコーヒーです。
ほどよい酸味とナッツの香り漂う「浅煎り」、華やかな香りに包まれ酸味を楽しめる「中煎り」、ほどよい苦味に甘い香りが際立つ「中深煎り」、苦くも香ばしい「深煎り」ブレンドの4種が詰まった全20本入りのアソートタイプです。
焙煎度の違いによる香りと味の変化を飲み比べできるのが魅力で、 風味を閉じ込めたフリーズドライ製法を採用しています。
スティックは丸みを持たせた形状かつ、開封のしやすい設計で、飲み手の安全や快適さにもこだわっています。
スティック1本あたりポリフェノール370〜410mgを気軽に摂取可能。さまざまなコーヒーの風味を楽しみたい方におすすめです。
ドトールコーヒー DT インスタントSブラックAG 2g×100P
¥1,318
コーヒーショップチェーンの先駆者であるドトールが手掛ける、香り豊かな味わいを堪能できるインスタントコーヒーです。
1杯分ずつ手軽にお召し上がりいただける、スティックタイプのインスタントコーヒーで、香り豊かなおいしさが楽しめます。
厳しい品質管理のもと、厳選されたコーヒー生豆のみを自社工場にて入荷し使用してあります。
ドトールのコーヒーが好きな方におすすめです。
ネスレ スターバックス プレミアム ソリュブルブラックスティックギフト
¥2,932
スターバックスのお店と同じ高品質のアラビカ豆100%使用し丁寧にローストされた味わいです。
ネスレ独自の挽き豆包み製法を導入し、いつでもどこでも、手軽にスターバックスのいれたての香りと味わいが楽しめるギフトです。
なめらかでバランスのとれた風味のミディアムロースト、力強くて深いコクが特長のダークローストの2種類のフレーバーが楽しめます。
スターバックスのコーヒー付きにはたまらない逸品です。
カフェインレスタイプ
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス 80g
¥885
ネスカフェゴールドブレンドの旨味を逃さず、カフェインを最小限に抑えたインスタントコーヒーです。
厳選したコーヒー豆を、自然水に浸すことでカフェイン97%を除去しています。
ブレンドするコーヒー豆それぞれに合った焙煎度で焼き上げ細粉したモノを、オリジナルのコーヒー液で包み込む「挽き豆包み製法」により酸化を防止します。
コーヒー豆本来の風味を落とすことなく、新鮮で香り高いコーヒーを味わえます。
カフェインレスでお湯に溶かすだけで気軽に飲めるため、一息つきたい寝る前にもぴったりです。
普段飲んでいるコーヒーの置き換えとしても便利です。
カフェインを気にせずコーヒーを楽しみたい方におすすめのインスタントコーヒーです。
UCC おいしいカフェインレスコーヒー 45g
¥544
ブラジル産のアラビカ豆を100%使用した、味と健康にこだわったカフェインレスコーヒーです。
二酸化炭素によって生豆からカフェインだけを取り除く「液体二酸化炭素抽出法」により、カフェインをカットしています。
さらに、UCCオリジナル製法「スーパーアロマ製法」により味の劣化の原因となる酸素と交わらせることなく、香りと美味しさをしっかり閉じ込めています。
カフェインの量を気にせず美味しいコーヒーを日常に取り入れたい方にぴったりです。
妊娠中や授乳中の女性からも多くの支持を集めています。
賞味期限は36ヵ月ですが、空気が入り込むことによる劣化が懸念される瓶タイプ。開封後は早めの消費がおすすめです。
オーガニックマウンテン カフェインレス有機インスタントコーヒー 100g
¥1,650
「オーガニックマウンテン有機インスタントコーヒー100g」のカフェインレス版です。
原料の生豆はコロンビア産アラビカ種の有機コーヒー豆のみ使用しており、カナダにてスイスウォーター製法で風味を損なうことなくカフェインを除去してあります。
コロンビア北部のコーヒー生産地にて、丁寧に手摘み収穫されたコロンビア産アラビカ種の有機コーヒー豆のみを原料とした、贅沢なインスタントコーヒーです。
カフェイン摂取量を気にされている方も、いつでもコロンビアコーヒーを楽しめます。
マウントハーゲン オーガニックカフェインレスコーヒ 100g
¥1,331
高地有機栽培のアラビカ種コーヒー豆100%ブレンドです。
自然なカフェイン除去プロセスにより本来の深く豊かな味と香りをそのまま残しています。
カフェイン残留率0.3%未満です。
欧米で特許を持つ天然の液体CO2と水だけでカフェインを除去する方法(いわゆる超臨界二酸化炭素抽出法)の採用により、本来の深く豊かな味と香りをそのまま残しています。
MOUNT HAGEN(マウントハーゲン)のオーガニックコーヒーは、焙煎コーヒーもインスタントコーヒーも伝統的有機農法で栽培され、手摘みされた極上の高地栽培コーヒー豆のみを使用しています。
ゆっくりと丁寧なローストが、オリジナルの豆本来のバランスのとれた豊かな香りを生み出しています。
最新の自然工法により、フリーズドライでありながら本格的な味わいを楽しめます。
有機農法の利用により、カフェイン抜きのインスタントコーヒーであっても本来の香りをそのまま残すことができ、深い味わいと体にやさしいインスタントコーヒーです。
高級なタイプ
ハマヤ ブルーマウンテンNo.1ブレンド 50g
¥2,400
コーヒーの最上級クラスとして名を馳せるブルーマウンテンの中でも、No.1の品質とされる生豆を使用したインスタントコーヒーです。
味と香りのバランスに長けた、品の良いマイルドな味が特徴です。
コーヒー豆の厳選・ブレンド・焙煎までの全工程をコーヒー鑑定士がプロの視点で徹底管理されています。
最新式の焙煎機によりコーヒー豆それぞれの個性に合わせた焙煎度でじっくり丁寧に焼き上げ、豆の魅力を最大限に活かしています。
本格コーヒーを自宅で手軽に味わいたい方におすすめのインスタントコーヒーです。
ネスレ(Nestle) ネスカフェ 香味焙煎 豊香 60g×2本
¥1,250
こだわりの焙煎と独自のフリーズドライ製法により、淹れたてから後味までコーヒー豆の持つ香りのよさを堪能できるインスタントコーヒーです。
職人が厳選した豆をベストな焙煎度で焼き上げる「アロマティックロースト」と、真空状態で香りを閉じ込める「真空アロマ抽出製法」が織りなす、コク深く香りに満ちた味わいが楽しめます。
詰め替え用パックはゴミがかさばらないよう、環境に配慮しているのもポイントです。
上質なブラックコーヒーを家で毎日飲みたい方におすすめのインスタントコーヒーです。
UCC 珈琲探究 ブルーマウンテンブレンド インスタントコーヒー 45g
¥1,162
コーヒーの専門家がコーヒー豆を世界中から探し集め、美味しさを追求したブルーマウンテンブレンドのインスタントコーヒーです。
UCCオリジナルのフリーズドライ製法により美味しさと香りをしっかり閉じ込め、コーヒー豆の最高級クラスであるブルーマウンテンをはじめとした、上品な香りと絶妙な酸味と苦味のバランスのよさが感じられます。
上質な味わいのブルーマウンテンを手頃な値段で楽しめるのが魅力。毎日贅沢な気分を味わいたい方におすすめです。
まとめ
今回はインスタントコーヒーで手軽に本格的な味わいを楽しみたい人やタイプ別にインスタントコーヒーを選びたい人に対して、
タイプ別におすすめするインスタントコーヒーをご紹介してきました。
まとめると以下になります。
■インスタントコーヒーの製法
・スプレードライ製法
・フリーズドライ製法
■インスタントコーヒーの発明者は日本人?
→加藤サトリ氏の特許取得から3年後の1906年、
アメリカ人の発明家ジョージ・ワシントンが、スプレードライ製法を改良した別の方法でインスタントコーヒーに関する新しい特許を取得。
その後『ベルナ』によりインスタントコーヒーの存在は一般の人々にも普及する。
■タイプ別おすすめインスタントコーヒー
インスタントコーヒーも古くなると風味が落ちますので程々のサイズを選びましょう。
風味が落ちたインスタントコーヒーもアイスコーヒーにすれば美味しくいたけます。
インスタントコーヒーでアイスコーヒーを作る方法についてはこちらの記事をご参照ください↓
インスタントコーヒーにこだわって自分に合ったものを探してみましょう。
この記事で手軽にこだわりのインスタントコーヒーを楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
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