コーヒー豆専門店に行くとさまざまな産地のコーヒーがあり、
ドリップコーヒー初心者の人はどれにしようか迷ってしまうことが多いです。
なんで迷ってしまうにゃ?
知っている産地のコーヒー豆があっても焙煎度合いが違うと求めている味わいではない場合が多いからです。
ドリップコーヒー初心者の方はコーヒー豆の産地とその特徴がわかる適切な焙煎度合いを知ることから始めましょう。
私は世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けていますが、
初心者の頃はコーヒー豆の特徴を知るためにさまざまな国のコーヒー豆を手当り次第試してかなり遠回りしました。
今回はドリップコーヒー初心者でもわかる産地と焙煎度合いでのコーヒー豆の選び方をご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・コーヒーに求める味わいと焙煎度合いの関係
・ドリップコーヒー初心者のコーヒー豆の選び方
上記のことがわかります。
まずは王道のブラジルから初めて
もっとまろやかさが欲しい場合はコロンビア
もっと酸味が欲しい場合はエチオピア
違った酸味を味わいたいならケニア
もっとコクが欲しい場合はグアテマラ
もっと苦味が欲しい場合はインドネシア
などの順にいろいろな産地を試してみると自分の好みの傾向がわかるようになります。
同じ産地のコーヒー豆でも焙煎度合いによっても味わいが変わるので、
お気に入りの産地が見つかったら自分で焙煎してみるとコーヒー豆の特徴をより深く知ることができます。
自分で焙煎する場合は片手鍋とカセットコンロがあればあとは家にあるもので簡単に焙煎ができます。
片方鍋焙煎のやり方についてはこちらの記事をご参照ください↓
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
コーヒー豆の焙煎度合い
まずは焙煎度合いと味わいの違いについて見ていきましょう。
焙煎度合いと味わいの違い
コーヒー豆の焙煎度合いは、大きく分けると「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3段階ですが、さらに細分化した“8段階”の焙煎度合いが基本となります。
豆の銘柄や品種などによって多少の違いはありますが、一般的に「浅煎り」であるほどコーヒーの味は酸味が強く、「深煎り」であるほど苦味が強くなります。
焙煎の度合いは、焙煎後の茶褐色の濃さ(焦げ具合)で判断され、8つの段階ごとにそれぞれの風味や特徴があります。
◾️8段階の焙煎度合い
・ライトロースト(浅煎り)
・シナモンロースト(浅煎り)
・ミディアムロースト(中煎り)
・ハイロースト(中煎り)
・シティーロース(中深煎り)
・フルシティーロースト(中深煎り)
・フレンチロースト(深煎り)
・イタリアンロースト(深煎り)
片手鍋焙煎による焙煎度合いの区別は以下になります↓
◾️ハゼ方による焙煎度合いの区別
・焙煎時に1ハゼが終わるまでが浅煎り
・2ハゼ直前までが中煎り
・2ハゼに入ってからピークまでが中深煎り
・2ハゼのピークがおさまるまでが深煎り
という区別の仕方になります。
2ハゼ前後でコーヒーの味わいはかなり変わります。
酸味が苦手な人は2ハゼに完全に入れたほうがいいかもです。
中深煎りの焙煎の仕方についてはこちらの記事をご参照ください↓
ライトロースト(浅煎り)
最も浅い焙煎度合いです。
コーヒーらしい香りはほとんどせず、青臭さと濁りが強いため一般的に販売している店はほぼありません。
コーヒー豆の品質が高い生豆(スペシャルティー)はこのくらいの焙煎度合いでよく飲まれています。
スペシャルティーのコーヒー豆を取り扱っているPostCoffee(ポストコーヒー)などではかなりのラインナップで売られています↓
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シナモンロースト(浅煎り)
浅煎りの焙煎度合いです。
コーヒーらしさが少しだけ感じられますがやはり青臭さと濁りが強く、販売しているところはまず見かけません。
一般的なコーヒーの風味は薄く、麦茶やほうじ茶に近い風味です。
酸味が強すぎるため一般には好まれない焙煎度合いです。
ミディアムロースト(中煎り)
中煎りの焙煎度合いですが、一般のコーヒー豆専門店では浅煎りとして売られている場合があります。
一般にやや青臭さや濁りは残るものの、コーヒーらしさも感じられ、しっかりとした酸味を感じます。
苦みはほとんど感じず、甘ずっぱさと紅茶の様な華やかで強い香りがします。
高品質なコーヒーはこのくらいのローストでは個性が活かしきれず少し勿体ないと思いますが、さっぱりと飲みたい時には良いローストです。
ハイロースト(中煎り)
中煎りの焙煎度合いです。
かすかな青臭さは感じますが濁りは無くなり、透明感が出てきます。
おだやかな酸味とややコクを感じるようになります。
煎り止めのポイントが非常に難しく、中途半端になりがちなローストですが、
素材を見極め適切な状態にローストすることでやさしい印象のコーヒーに仕上がります。
シティロースト(中深煎り)
中深煎りの焙煎度合いですが、中煎りとして売られています。
ハイローストまでとは質感がガラッと変わり、青臭さは消えてコクと酸味のバランスが良く、ほのかな苦みも出てきます。
透明感があるため味や香りの個性がはっきりと感じられます。
酸味と苦味のバランスがとれ、程よいボディ感もあります。
フルシティーロースト(中深煎り)
中深煎りの焙煎度合いですが、深煎りとして売られています。
コクと苦みが強くなり、かすかな酸味を感じます。
香ばしさを抑え濃厚さを際立たせる事を意識してローストします。
エスプレッソ用としても使われます。
フレンチロースト(深煎り)
深煎りの焙煎度合いです。
コクを最も感じる焙煎具合です。
酸味は無くなり、苦味が強く出てきます。
一般的にエスプレッソ用として使用されるレベルです。
イタリアンロースト(深煎り)
極深煎りの焙煎度合いです。
苦味が強く強調され、豆の個性が消えます。
ミルクと合わせたり、アイスコーヒー用として使われるレベルです。
焙煎度合いに適したコーヒーの産地の選び方
焙煎度合いに適したコーヒーの産地の選び方は以下になります。
◾️焙煎度合いに適したコーヒーの産地の選び方
・浅煎り
→エチオピア、ルワンダ、パナマなど
・中煎り
→ジャマイカ、コロンビア、ブラジル、キリマンジャロなど
・中深煎り
→ケニア、グアテマラ、パプアニューギニアなど
・深煎り
→マンデリン、トラジャーなど
浅煎り→エチオピア、ルワンダ、パナマなど
浅煎りの焙煎度合いに適した代表的なコーヒーの産地は、エチオピア、ルワンダ、パナマ、コスタリカ、ニカラグアなどです。
産地は中米、アフリカ、カリブ海諸国などが多い印象です。
華やかなフレーバー重視の酸味のあるコーヒーで紅茶のように楽しめる生豆です。
エチオピアのモカは有名ですが、パナマ産ゲイシャやニカラグア産ジャバニカ種などもこの焙煎度合いで楽しめます。
その他ではホンジュラス、ドミニカ共和国、コスタリカ産レッドハニー製法の生豆などが浅煎りに適しています。
浅煎りのドリップコーヒーは注ぐお湯の温度を高めにしすると美味しい味わいになります。
中煎り→ジャマイカ、コロンビア、ブラジル、キリマンジャロなど
中煎りの焙煎度合いに適した代表的なコーヒーの産地は、ジャマイカ、コロンビア、ブラジル、キリマンジャロなどです。
産地は中米、南米、アフリカなどが多い印象です。
コーヒーらしさとしっかりとした酸味が出てくるコーヒーの生豆です。
ジャマイカのブルーマウンテンは有名ですが、エチオピアやルワンダもこの焙煎度合いまで焙煎することもあります。
浅煎りと中煎りの区別は正直なところコーヒー豆を味わないとわからないところがあります。
中深煎り→ケニア、グアテマラ、パプアニューギニアなど
中深煎りの焙煎度合いに適した代表的なコーヒーの産地は、ケニア、グアテマラ、パプアニューギニアなどです。
産地は中米、アフリカ、アジアなどが多い印象です。
私はケニアAAが好きで毎日飲んでいるのですが、この焙煎度合いが一番適していると思います。
苦味とほのかな酸味が感じられてとてもバランスの良いコーヒーになります。
シティーからフルシティローストが一般的な日本人に好まれる焙煎度合いだと思います。
深煎り→マンデリン、トラジャーなど
深煎りの焙煎度合いに適した代表的なコーヒーの産地は、マンデリン、トラジャーなどです。
産地はアジアなどが多い印象です。
表面に油が浮いて見え、濃い茶色からほとんど黒に近い色合いのコーヒー豆になります。
マンデリンの深煎りは苦味とクリアなコク、香りが好きな人にはたまらない生豆です。
エチオピアやキリマンジャロ、グアテマラ、ブラジル、コロンビアなども深煎りにして、エスプレッソやカフェラテなどで味わうことも多いです。
コーヒーに求める味わいと焙煎度合いの関係
コーヒーに求める味わいと焙煎度合いの関係は以下になります。
◾️コーヒーに求める味わいと焙煎度合いの関係
・紅茶やフルーツのような酸味
→浅煎り
・酸味や苦味などのバランス
→中煎り
・苦味の中にほのかな酸味
→中深煎り
・苦味やコクの深さ、甘み
→深煎り
紅茶やフルーツのような酸味→浅煎り
紅茶やフルーツのような酸味のコーヒーを求めるのであれば、浅煎りの焙煎度合いが適しています。
エチオピア、ルワンダ、パナマなど浅煎りに焙煎して、紅茶のような華やかなフレーバやのフレッシュな酸味のあるコーヒーを楽しみましょう。
おすすめは銀河コーヒーのエチオピア(ゲイシャ種)モカG1です↓
エチオピア(ゲイシャ種)モカG1 150g:銀河コーヒー
¥1,880
G1品質なので高いクオリティで安定していて当たり外れがありません。
柑橘系の爽やかさがある紅茶のようなコーヒーです。
私もこの浅煎りを始めて飲んだ時には衝撃が走りましたw
エチオピアの浅煎りはエイジングして楽しむ人も多いです。
お湯の温度は高温で入れると美味しいコーヒーが抽出できます。
その他では、PostCoffee(ポストコーヒー)のエチオピアのイルガチェフェアリーチャがおすすめです↓
エチオピアイルガチェフェアリーチャ150g:PostCoffee
¥2,376
PostCoffeeは有名ロースターが焙煎した品質の良いスペシャルティーコーヒーを取り扱っているネットショップです。
浅煎りのラインナップが他の店より充実しているので、浅煎りが好きな人にはおすすめのサイトです。
PostCoffeeの詳細はこちらから↓
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酸味や苦味などのバランス→中煎り
酸味や苦味などのバランスの取れたコーヒーを求めるのであれば、中煎りの焙煎度合いが適しています。
ジャマイカ、コロンビア、ブラジル、キリマンジャロなどを中煎りに焙煎して、しっかりとした酸味や苦味などバランスの取れたコーヒーを楽しみましょう。
おすすめはHORI COFFEEのジャマイカ(ブルーマウンテン)です↓
ジャマイカ(ブルーマウンテン)200g:HORI COFFEE
¥2,800
ブルーマウンテンコーヒーは、ジャマイカのブルーマウンテン地域で生産される高級で希少なコーヒーで、
その品質と風味によって多くのコーヒー愛好家を魅了しています。
その特有の風味と豊かな香りで知られています。
フルーティーで花のような香りや、滑らかで穏やかな味わいが特徴であり、上品な舌触りが楽しめます。
酸味は鮮やかで、コーヒーの味わいを複雑にし、バランスの取れた風味を楽しめます。
苦味の中にほのかな酸味→中深煎り
苦味の中にほのかな酸味があるコーヒーを求めるのであれば、中深煎りの焙煎度合いが適しています。
ケニア、グアテマラ、パプアニューギニアなどを中深煎りに焙煎して、苦味の中にほのかな酸味のあるコーヒーを楽しみましょう。
おすすめはハマ珈琲のケニアAA マサイです↓
ケニアAA マサイ 200g:ハマ珈琲
¥1,540
ベリー系、フルーツ系やトマトのようなフレーバー、そして安定感のあるボディーが魅力で、とても香りが強いコーヒー豆です。
焙煎度合いは浅煎りから深煎りまで指定できますが、中深煎りがおすすめです。
ほのかな酸味のある絶妙なコーヒーのバランスを楽しみましょう。
苦味やコクの深さ、甘み→深煎り
苦味やコクの深さ、甘みのあるコーヒーを求めるのであれば、深煎りの焙煎度合いが適しています。
マンデリン、トラジャーなどを深煎りに焙煎して、苦味やコクの深さ、甘味の感じられるコーヒーを楽しみましょう。
おすすめはハマ珈琲のマンデリン ビンタンリマです↓
マンデリン ビンタンリマ 200g:ハマ珈琲
¥1,280
「五つ星」を意味するビンタンリマは、リントン・ニ・フタ、パラギンナン地区の指定農家の中のさらに
「ビンタンリマの原料のできる木(樹齢30〜40年の木)」
から収穫し、マンデリンの中でも最上級の豆です。
マンデリン特有の風味と、深いコクや甘みを楽しみましょう。
ドリップコーヒー初心者のコーヒー豆の選び方
産地によるコーヒーの特徴を知るには、粕谷さんの「図解コーヒー一年生」という本がおすすめです↓
図解 コーヒー一年生 (サンクチュアリ出版)¥1,540
産地ごとに擬人化されたキャラクターが設定されているので、コーヒーのイメージが広がります。
私が好きなケニアのキャラクターが元気いっぱい体育会系女子だったので、イメージとピッタリすぎて驚きましたw
ケニアの浅煎りは元気すぎてハメを外しちゃうタイプなんですよね。
ドリップコーヒー初心者のコーヒー豆の選び方は以下になります。
◾️ドリップコーヒー初心者のコーヒー豆の選び方
・まずはバランスのあるブラジル
・マイルド系のコロンビア
・フローラルな酸味のあるエチオピア
・ジューシーな酸味のあるケニア
・コクのあるグアテマラ
・苦味と深みのあるインドネシア
まずはバランスのあるブラジル
まずは王道のブラジルを飲んでみましょう。
ブラジルはどんな好みやシチュエーションにも合うど真ん中の味だからです。
焙煎度によっても変わってきますが、ブラジル産コーヒー豆の基本的な味わいは、酸味はやわらかめとナッツやチョコレートの様な甘い香りです。
味や香りのバランスが良い事から「スタンダード」とされています。
ブラジルを中心にもっと酸味が欲しかったりマイルドさが欲しかったりと様々なコーヒーを試してみましょう。
ブラジルはサントスのNo.2が有名です。
程よいフルーティーな酸味と香り、ナッツの甘い香ばしさ、チョコレートのほろ苦さが魅力のコーヒーです。
マイルド系のコロンビア
次はマイルド系のコロンビアがおすすめです。
コロンビアの味は南国っぽいフルーティーな香りにマイルドで強いこくと苦味、濃厚な甘さがあってとても人気のあるコーヒーです。
私も最初はコロンビアのスプレモにハマっていました。
色々な焙煎度合いを試したのですが、中煎りが酸味と苦味のバランスがあって美味しかったです。
新鮮なコロンビアの中煎りは甘味もありとても美味しいです。
コロンビアはマイルド系の代表とも言えるコーヒーになります。
フローラルな酸味のあるエチオピア
フルーティーな酸味や香りを楽しみたくなったらエチオピアの浅煎りがおすすめです。
エチオピア産のコーヒーはモカとも呼ばれています。
イルガチェフェなどの高品質なコーヒー豆を生産していることで有名です。
私も最初にイルガチェフェの浅煎りを飲んだ時は今まで味わったことのない味わいと香りの良さで驚きました。
コーヒーとは思ない品のよい華やかさがあるんですよね。
ジューシーな酸味のあるケニア
エチオピアが気に入って、別の酸味を試してみたくなったら次はケニアにいってみましょう。
ケニアはとても個性的な強めの酸味とジューシーさがある味わいのコーヒーです。
私も去年はずっとケニアAAにハマっていました。
色々な焙煎度合いを試しましたが、ケニアは浅煎りだと酸味が元気すぎて飲みづらいと感じる人もいるので、中深煎りがちょうどいいと思います。
柑橘系のフルーツを連想させるような風味と酸味がクセになるコーヒーです。
コクのあるグアテマラ
コーヒーにもっとコクを求めるならグアテマラの中深煎りがおすすめです。
マイルドな味わいですが、コロンビアにはない厚みのあるコーヒーが楽しめます。
SHBグレードのものは浅煎りにしても程よい酸味と甘みがあって美味しいです。
独特の個性は強くないのですが、どの焙煎度合いでも酸味や苦味など全てにおいてバランスの取れた味わいのコーヒーです。
酸味の奥にしっかりとしたコクを感じられ、甘い後味がとても上品なコーヒーです。
苦味と深みのあるインドネシア
深煎りの苦味と深みをもう少し感じたいのであればインドネシアのコーヒーがおすすめです。
インドネシアではマンデリンやトラジャなどが有名ですが、さまざまな島で生産されるコーヒー豆は独自の味わいの違いがあります。
土や草といったアーシー(earthy)な香りが特徴で、インドネシア独自のスマトラ式精製方法が関係しているともいわれています。
品質の高いマンデリンはパイナップルやマンゴーのようなトロピカルフルーツのような味わいのものもあります。
独特の香りや味わいは最初はびっくり?するかもしれませんが、飲んでいるうちに癖になってしまい、数ヶ月に一度は飲みたくなるコーヒーです。
まとめ
今回はコーヒー豆をどうやって選べばいいか分からない人や自分の好みの産地や焙煎度合いが分からない人に対して、
ドリップコーヒー初心者でもわかる産地と焙煎度合いでのコーヒー豆の選び方をご紹介してきました。
まとめると以下になります。
◾️焙煎度合いに適したコーヒーの産地の選び方
・浅煎り
→エチオピア、ルワンダ、パナマなど
・中煎り
→ジャマイカ、コロンビア、ブラジル、キリマンジャロなど
・中深煎り
→ケニア、グアテマラ、パプアニューギニアなど
・深煎り
→マンデリン、トラジャーなど
◾️コーヒーに求める味わいと焙煎度合いの関係
・紅茶やフルーツのような酸味
→浅煎り
・酸味や苦味などのバランス
→中煎り
・苦味の中にほのかな酸味
→中深煎り
・苦味やコクの深さ、甘み
→深煎り
◾️ドリップコーヒー初心者のコーヒー豆の選び方
・まずはバランスのあるブラジル
・マイルド系のコロンビア
・フローラルな酸味のあるエチオピア
・ジューシーな酸味のあるケニア
・コクのあるグアテマラ
・苦味と深みのあるインドネシア
まずは王道のブラジルから初めて
もっとまろやかさが欲しい場合はコロンビア
もっと酸味が欲しい場合はエチオピア
違った酸味を味わいたいならケニア
もっとコクが欲しい場合はグアテマラ
もっと苦味が欲しい場合はインドネシア
などの順にいろいろな産地を試してみると自分の好みの傾向がわかるようになります。
同じ産地のコーヒー豆でも焙煎度合いによっても味わいが変わるので、
お気に入りの産地が見つかったら自分で焙煎してみるとコーヒー豆の特徴をより深く知ることができます。
この記事が少しでもコーヒー豆選びの参考になってくれれば幸いです。
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