コーヒーは生豆さえあれば自宅にある道具で簡単に焙煎を始めることができます。
自宅でカフェのような美味しいコーヒーを飲みたい人は、自宅でコーヒーを焙煎してみることをおすすめします。
コーヒーの焙煎って難しいんじゃにゃい?
コーヒーを焙煎すること自体は20分程度で終わるので、
ポイントを押さえておけばそれほど技術が必要になることはありません。
私は1年間で1000杯以上のコーヒーを飲み続けていますが、
自宅で焙煎するようになってからは、コーヒーについての知識がついてより一層楽しさを感じるようになりました。
今回はコーヒーの焙煎を自宅で行うメリットとデメリットをご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・コーヒーの焙煎を自宅で行うメリット・デメリット
・自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点
上記のことがわかります。
お客さんにお出しする自家焙煎のコーヒーは最高のおもてなしだと思います。
焙煎したてのコーヒー豆の美味しさを知ってしまうと、チェーンのカフェやコンビニコーヒーが飲み辛くなります。
コーヒーのことをもっと知りたいのであれば、自宅でコーヒーを焙煎を始めてみましょう。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
コーヒーの焙煎とは
コーヒーの原料となる生豆(なままめ)に熱を加え煎ることで、生豆の成分を化学変化させ、香りや酸味、苦味といったコーヒーの味わいを表現することです。
コーヒーの生豆の特徴にあった焙煎度合いで焙煎することが重要になります。
焙煎度合いは大きく分けると、浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りの4段階になります。
コーヒーの品種や精製法などにより生豆にはそれぞれ特徴があります。
焙煎はその生豆の特徴を活かして、美味しいコーヒーのエキスを抽出するために欠かせない工程になります。
コーヒーの焙煎の基本的な流れ
コーヒーの焙煎の基本的な流れは、上の図の頃合いを見定めてコーヒー豆を煎るようにします。
焙煎度合いを見極めるコーヒー豆の化学変化は以下のポイントに注意しましょう。
・ハゼる音の変化
・煙の出方や匂いの変化
・コーヒー豆の表情
ハゼる音の変化は1ハゼはパンパンという大きな音、2ハゼはピチピチという小さな音がします。
煙の出方や匂いの変化は1ハゼが始まる前に香ばしい匂いがし、2ハゼが始まる前に砂糖を焦がしたような甘い匂いがします。
コーヒー豆の表情は色合いやシワの有無などを確認します。
ハゼ方による焙煎度合いの区別
ハゼ方による焙煎度合いの区別は以下のようになります。
◾️ハゼ方による焙煎度合いの区別
・焙煎時に1ハゼが終わるまでが浅煎り
・2ハゼ直前までが中煎り
・2ハゼに入ってからピークまでが中深煎り
・2ハゼのピークがおさまるまでが深煎り
前述したコーヒー豆の化学変化をしっかり見極めて焙煎すると、自分の思い通りの焙煎度合いでコーヒー豆を焙煎することができます。
焙煎の初心者は中深煎りから始めることをおすすめします。
中深煎りから始めた方がいい理由についてはこちらの記事をご参照ください↓
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリット
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリットは以下になります。
・鮮度の良いコーヒーを味わえる
・自分好みの焙煎度合いにできる
・コーヒーについてより深く学べる
・1杯あたりのコスパが良い
・生豆の状態で長期保存できる
鮮度の良いコーヒーを味わえる
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリットは、鮮度の良いコーヒーを味わえることです。
焙煎したての鮮度の良いコーヒーは美味しいです。
自宅で焙煎すれば、焙煎日からの味わいの変化にも気づくことができます。
焙煎したてはコーヒー粉が膨らみやすいために均一にコーヒーを抽出することは難しく、香りはいいけどしっかりとしたコーヒーの味わいが抽出できません。
焙煎日から2〜3日経った頃がコーヒーの飲み頃になります。
鮮度の良いコーヒーを飲めるのは自宅で焙煎する醍醐味ですね。
自分好みの焙煎度合いにできる
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリットは、自分好みの焙煎度合いにできることです。
焙煎に慣れてくるとコーヒー豆の種類によって焙煎度合いを変えることができるようになります。
エチオピアイルガチェフェは浅煎りから中煎りで焙煎してフレーバーや酸味を強調したり、
グアテマラは中深煎りに焙煎してコクや甘みを出したりできます。
自分の好みの焙煎度合いを知るにはいろいろな産地のコーヒーを飲むとわかるようになります。
私の場合は中煎りから中深煎りでほのかな酸味がある焙煎度合いが好きなので、
エチオピアやケニアなどのコーヒー豆をよく自宅で焙煎しています。
産地と焙煎度合いについてはこちらの記事をご参照ください↓
コーヒーについてより深く学べる
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリットは、コーヒーについてより深く学べることです。
コーヒーの生豆は焙煎することで中にある成分が化学変化をします。
焙煎を成功させるには、コーヒーの化学変化の過程をコーヒー豆の表情や音、煙の匂いを頼りに見極めることが必要になります。
焙煎は最初は失敗することや思い通りに焙煎できないことが多いのですが、
それをひとつづつクリアーしていくことで、自分に合った焙煎方法を学ぶことができます。
コーヒーを自宅で焙煎するようになると、市販で売られているコーヒー豆の特徴を良いところも悪いところも含めて自分なりに分析できるようになります。
1杯あたりのコスパが良い
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリットは、1杯あたりのコスパが良いことです。
生豆の値段は専用の通販サイトで購入すると1kgあたり2,000円前後で購入することができます。
1kgを焙煎指数1.18くらいの中煎りで焙煎すると847g位になります。
コーヒー1杯あたり14g(230g抽出)とすると、
847g÷14g=60杯
つまり、1kg2,000円で60杯分は飲める計算になります。
よって、2,000円÷60杯=33.33円/杯となり、
コーヒー1杯あたり33.33円で飲める計算になります。
市販のコーヒー豆は200g(14杯)で1,200〜1,500円になるので、
コーヒー1杯あたり85円〜107円となり、自宅で焙煎した方がかなりコスパが良いことがわかります。
生豆の状態で長期保存できる
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリットは、生豆の状態で長期保存できることです。
コーヒーの生豆は焙煎してしまうと1〜2週間で酸化が進んでしまいます。
一方、生豆の状態だと1〜2年間は保存が可能になります。
大量に生豆を購入してしまっても、生豆の状態なら長期保存できるので安心ですね。
※麻袋で大量に保存する場合は風通しの良い、暗い場所に保存しましょう。
コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリット
コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリットは以下になります。
・手間と時間がかかる
・最初は狙い通りにうまく焙煎できない
・チャフでキッチンが汚れる
・品質の良い生豆が入手できない
・夏は暑くて大変
手間と時間がかかる
コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリットは、手間と時間がかかることです。
とはいっても、長くて20分程度で一回の焙煎は終わります。
また、鍋を15分以上振り続けなければならないので手間がかかります。
この手間と時間かかることがめんどくさいと感じる人は自宅で焙煎するのに向いていないと思います。
最高の1杯を味わいたいのであれば、このくらいの手間と時間は当たり前と考えるようにしましょう。
最初は狙い通りにうまく焙煎できない
コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリットは、最初は狙い通りにうまく焙煎できないことです。
私も狙い通りにうまく焙煎できるようになるまで、かなりの回数を重ねましたが、いまだに失敗することがあります。
特に冬場は部屋が寒くてなかなか1ハゼがこなかったりして、失敗する場合もあります。
また、鍋を振るのをサボってしまうとコーヒー豆が部分的に焦げてしまったりすることもあります。
それでも、うまく焙煎できた時の喜びが大きいんですよね。
チャフでキッチンが汚れる
コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリットは、チャフでキッチンが汚れるところです。
チャフとはコーヒー豆のセンターカット(溝の部分)にある白い薄皮のことです。
自宅でコーヒーの生豆を焙煎すると、このチャフが大量に出るのでキッチンがチャフだらけになってしまいます。
掃除機で吸い込めばすぐにきれいになるのですが、コンロの隙間に入ってしまうと分解して掃除機をかけなければならないので大変です。
手網やフライパンだとどうしてチャフが飛び散ってしまうのですが、ふた付きの片手鍋だとだいぶ軽減されます。
品質の良い生豆が入手できない
コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリットは、品質の良い生豆が入手できないところです。
焙煎の初心者が最初にぶつかる壁で、どこからどの生豆を買ったらいいかわからないことです。
1kg単位で購入して美味しくなかったらと思うと買うのは怖いですよね。
私も最初の頃はAmazonでいろいろな生豆を試してみましたが、
今では「海ノ向こうコーヒー」さんで毎回2〜3kgまとめて買っています。
Amazonでも買える?コーヒーの生豆の通販サイトについてはこちらの記事をご参照ください↓
コーヒーは生豆の品質が美味しさの7割を占めるといっても過言ではないです。
なるべく品質の良い生豆を手に入れましょう。
夏は暑くて大変
コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリットは、夏は暑くて大変なところです。
冷房をつけた部屋でも、焙煎時に煙が出るので窓を開けなければならないからです。
流石に鍋を振り続けると汗を大量にかいてしまいます。
夏場になると手回しの焙煎機が欲しくなりますね。
また、焙煎を止めてからコーヒー豆をすぐに冷やさないと焙煎が進んでしまうので、コーヒークーラーは必須になります↓
Bounabay コーヒー豆クーラー
¥9,899
2ハゼ前で煎り止めしたのに焙煎が進んでしまい、2ハゼピークになってしまったなんて失敗は夏場には起こりやすいです。
自宅で手軽にコーヒーを焙煎する方法
自宅で手軽にコーヒーを焙煎する方法は以下になります。
・片手鍋で焙煎する
・手網で焙煎する
・フライパンで焙煎する
片手鍋で焙煎する
自宅で手軽にコーヒーを焙煎する方法は、片手鍋で焙煎することです。
手網やフライパンでの焙煎もやってみましたが、片手鍋で焙煎する方法が私には一番合っていました。
片手鍋はガラスのフタがついているものを選びましょう。
大きさはφ16〜18がちょうど良いです↓
1回の焙煎量は生豆200gがマックスになります。
片手鍋で焙煎する方法についてはこちらの記事をご参照ください↓
フタがある分、手網やフライパンよりもチャフが飛びちりにくいといったメリットがあります。
手網で焙煎する
自宅で手軽にコーヒーを焙煎する方法は、手網で焙煎することです。
手網とコンロまでの距離を体で覚える必要があり、回数をこなさないと上手く焙煎できないです。
大きさはφ16程度のものが扱いやすいです。
1回の焙煎量は生豆200gがマックスになります。
火力は一定ですが、焙煎の進み具合で手網とコンロまでの距離を調節します。
焙煎の進み具合は他の器具の中でいちばんわかりやすいです。
フライパンで焙煎する
自宅で手軽にコーヒーを焙煎する方法は、フライパンで焙煎することです。
フライパンも片手鍋と同じくガラスのフタがついているものがおすすめです。
大きさはφ16〜26まで種類があります。
大量にコーヒーを焙煎したい人にはフライパンがおすすめです。
φ26の大きさのフライパンで500g以上一度に焙煎できます。
ただし、フライパンは重たいので鍋を振り続けるには体力が必要になります。
自宅の焙煎に慣れてきたら購入したい焙煎機
自宅の焙煎に慣れてきたら購入したい焙煎機は以下になります。
焙煎機は熱の伝え方で以下のようなタイプに分かれます。
・直火式
・半熱風式
・熱風式
詳しくはこちらの記事をご参照ください↓
ちなみに片手鍋焙煎は半熱風式の焙煎タイプになります。
それぞれに特徴がありできるコーヒー豆の味わいが違ってきます。
直火式は回転ドラムがパンチングメタルなどでできているもので、香ばしさを求めるコーヒーが好きな方に向いています。
半熱風式は回転ドラムが鉄板やガラスで穴が開いていないものになります。
火力で温めた鉄板やガラスの熱でコーヒー豆を焙煎する方法です。
熱風式はドライヤーのような熱風でコーヒー豆を焙煎する方法です。
浅煎りなどのフルーティーな風味を活かすなら熱風式がいいと思います。
weroast/ホームロースター ボルテックス
weroastのホームロースター ボルテックスは熱風式の焙煎機になります↓
weroast/ホームロースター ボルテックス
熱風式
容量:最大70g
¥29,800
熱風式なのでフレーバー重視の浅煎りのコーヒーの生豆を焙煎するのに向いています。
ボタンひとつでプログラムされた焙煎工程を自動で行ってくれます。
発生するチャフも上部のフタにたまるので掃除がしやすいです。
焙煎時間は3〜20分の中で10秒単位で設定が可能です。
1回の最大焙煎量は70gと少ないですが、生豆を入れてボタンを押すだけなのでいいですよね。
ユニオン/サンプルロースター
ユニオンのサンプルロースターは半熱風式の焙煎機になります↓
ユニオン/サンプルロースター
半熱風式
容量:最大550g
¥78,050
コンパクトサイズで場所を取らない手動式のコーヒー焙煎機です。
重量感のあるスタンドが付いているのもポイントです。
手で回している間もずれにくく、扱いやすいおすすめの製品です。
ドラム部分には耐久性が高いステンレス素材を採用しており、長く愛用できます。
手軽に使える小型の焙煎機を探している方はぜひチェックしてみてください。
KAKACOO/コーヒーロースター
KAKACOOのコーヒーロースターは半熱風式の焙煎機になります↓
KAKACOO/コーヒーロースター
半熱風式
容量:最大400g
¥30,999
大容量ながらサイズは幅38×奥行き21×高さ21.5cmとコンパクトで、キッチンに置きやすい電動式のコーヒー焙煎機です。
ドラムはガラス製で、コーヒー生豆を煎る工程を確認しながら焙煎できます。
煎り具合を調節しやすいおすすめの製品です。
温度計が付いているので、温度調節も簡単です。
固定ナットを外せばドラム内を洗浄できる仕様で、清潔に保ちやすいのもメリットです。こまめにお手入れすれば、長く愛用できます。
珈琲考具/ロースター
珈琲考具のロースターは直火式の焙煎機になります↓
珈琲考具/ロースター
直火式
容量:約50〜200g
¥19,800
お手入れがしやすい手動式のコーヒー焙煎機です。
本体はステンレス製で分解して丸洗いできます。
清潔に保ちやすいモノが欲しい方にぴったりです。
ガス火で煎りながら手動でハンドルを回して使用できます。
ぱちぱちとした豆を煎る音と香りを楽しみながら、好みの煎り加減に調節できます。
本体内部に取り付けられた金属板により、豆を均一に混ぜられるのが特徴です。
初めて焙煎に挑戦する方でもムラなく均一に仕上がるおすすめの製品です。
自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点
自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点は以下になります。
・品質の良い生豆を手に入れる
・1ハゼまでの時間をコントロールする
・1ハゼがはじまってからの火力調整
・煙の匂いとハゼの音に注意する
・煎り止め後はすぐに冷やす
品質の良い生豆を手に入れる
自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点は、品質の良い生豆を手に入れることです。
美味しいコーヒーにするには、生豆の選別が7割を占めるというのが長年焙煎をしてきた私の見解です。
どんなにうまく焙煎、抽出できたとしてもコーヒーの生豆自体の美味しさがコーヒーの味わいにはかなり影響してくるからです。
逆に言えば、コーヒーの生豆がイマイチだとプロのバリスタが上手に焙煎、抽出したとしてもイマイチな味わいになります。
コーヒーの生豆を選ぶ際は品質の良い生豆を手に入れるようにしましょう。
品質の良い生豆はAmazonでも購入することができます。
コーヒーの生豆が購入できる通販サイトについてはこちらの記事をご参照ください↓
1ハゼまでの時間をコントロールする
自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点は、1ハゼまでの時間をコントロールすることです。
コーヒーの生豆は1ハゼが起こる前にメイラード反応、加水分解、カラメル化などの様々な化学反応が起こります。
温度でいうと110℃〜180℃の温度帯の時に化学反応による化学変化が起こっています。
この温度帯にどのくらいの時間をかけるのかで味わいがかなり変わってきます。
また、この温度帯での火力調節も重要になります。
160℃を超えたあたりから一気に火力を上げて1ハゼに持っていくのと、1ハゼまでの時間をじっくり取るのとではコーヒーの味わいがかなり変わってきます。
1ハゼは200℃付近ではじまるので、160℃〜200℃までの時間と火力を自分好みにコントロールしましょう。
1ハゼがはじまってからの火力調整
自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点は、1ハゼがはじまってからの火力調整することです。
1ハゼがはじまるとコーヒー豆は温度上昇が激しくなります。
この温度帯で上手く火力を落としてあげないと一気に2ハゼまでいってしまいます。
中煎りの場合は2ハゼが始まる手前から2ハゼが始まるまでの間に煎り止めしてあげる必要があります。
2ハゼがピークを迎えてしまうと中深煎りのゾーンに入ってしまいます。
ケニアのコーヒー豆などの場合は2ハゼに入ってしまうと酸味が急激になくなってしまうので、
フルーティーな酸味を残したいのであれば、1ハゼが始まってからの火力調整が必須になります。
煙の匂いとハゼの音に注意する
自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点は、煙の匂いとハゼの音に注意することです。
1ハゼと2ハゼで出る煙の匂いは違いますし、ハゼる音も違います。
1ハゼで出る煙は香ばしい匂いがして、音はパチパチと大きな音を発します。
一方、2ハゼで出る煙は甘い香りがして、音はピチピチと油がはねているような音を発します。
浅煎りに焙煎する場合は1ハゼの煙が出だしたら火力を弱めて、ゆっくりと1ハゼの温度帯をキープする必要があります。
中煎りにする場合は2ハゼの煙や音が聞こえ始めたらすぐに煎り止めにする必要があります。
煙の匂いとハゼの音に注意すれば、焙煎度合いを上手くコントロールできるようになります。
煎り止め後はすぐに冷やす
自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点は、煎り止め後はすぐに冷やすことです。
煎り止め後にすぐに冷やさないと温度上昇が止まらずに焙煎が進んでしまうからです。
私も最初の頃は、せっかく中煎りで煎り止めしたのに、2ハゼピークを迎えてしまったなんて失敗よくありました。
焙煎直後のコーヒー豆をすぐに冷やすにはコーヒークーラーが欠かせないです↓
Bounabay コーヒー豆クーラー
¥9,899
最初は大きなザルに移してうちわで冷やしていたのですが、コーヒークーラーを買ってからはその手間もなくなりました。
もっと早くに買っておけばと後悔した一品です。
まとめ
コーヒーは生豆さえあれば自宅にある道具で簡単に焙煎を始めることができます。
今回は自宅で手軽にコーヒーを焙煎したい人やコーヒーの焙煎を自宅で行うメリットを知りたい人に対して、
コーヒーの焙煎を自宅で行うメリットとデメリットをご紹介してきました。
まとめると以下になります。
【コーヒーの焙煎を自宅で行うメリット】
・鮮度の良いコーヒーを味わえる
・自分好みの焙煎度合いにできる
・コーヒーについてより深く学べる
・1杯あたりのコスパが良い
・生豆の状態で長期保存できる
【コーヒーの焙煎を自宅で行うデメリット】
・手間と時間がかかる
・最初は狙い通りにうまく焙煎できない
・チャフでキッチンが汚れる
・品質の良い生豆が入手できない
・夏は暑くて大変
◾️自宅の焙煎に慣れてきたら購入したい焙煎機
◾️自宅でコーヒーを焙煎する時の注意点
・品質の良い生豆を手に入れる
・1ハゼまでの時間をコントロールする
・1ハゼがはじまってからの火力調整
・煙の匂いとハゼの音に注意する
・煎り止め後はすぐに冷やす
お客さんにお出しする自家焙煎のコーヒーは最高のおもてなしだと思います。
焙煎したてのコーヒー豆の美味しさを知ってしまうと、チェーンのカフェやコンビニコーヒーが飲み辛くなります。
コーヒーのことをもっと知りたいのであれば、自宅でコーヒーを焙煎を始めてみましょう。
この記事が少しでも自宅でコーヒーの焙煎を始める人のお役に立てれば幸いです。
この記事が役に立った、面白かったという方はコメントしてくださいね。
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