私は手動コーヒーミルを買ってからコーヒーの楽しみ方が広がりました。
コーヒーミルを買うと挽き目に気をつけたり、コーヒー豆の鮮度を気にしたりするようになったからです。
コーヒー豆はにゃんで挽きたてが美味しいのかにゃ?
コーヒー豆の状態だと鮮度が長く保つことができるため、新鮮なコーヒーを飲むことができるからです。
私は世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けていますが、
コーヒー粉の状態でコーヒー豆を購入するのは非常に勿体無いと考えています。
せっかくの鮮度がコーヒー粉にした瞬間から酸化してしまい風味が落ちてしまうからです。
今回はコーヒー豆から挽くメリット・デメリットやおすすめコーヒーミルをご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・コーヒー豆から挽くメリット・デメリット
・おすすめ大容量の手動コーヒーミル
上記のことがわかります。
コーヒーミルを使うようになるとドリップコーヒーの楽しみ方が広がります。
自分の予算に合わせて少しでも高いコーヒーミルを手に入れることをおすすめします。
コーヒー豆の状態で購入して新鮮なドリップコーヒーを楽しみましょう。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
コーヒー豆から挽くメリット
コーヒーを豆から挽くメリットは以下になります。
◾️コーヒー豆から挽くメリット
・コーヒー豆の鮮度が長持ちする
・挽きたての香りや風味が楽しめる
・好みに合わせて挽き目を調節できる
コーヒー豆の鮮度が長持ちする
コーヒーを豆から挽くメリットは、コーヒー豆の鮮度が長持ちすることです。
コーヒー豆はコーヒー粉に挽いてしまうとすぐに酸化してしまうからです。
コーヒー豆の状態だとどのくらいもつにゃ?
コーヒーは豆の状態だと常温で2週間くらい、冷凍だと1ヶ月以上長持ちします。
コーヒー豆をコーヒー粉にした瞬間から酸化してしまうので、鮮度の良いコーヒーを飲めるのは1週間が限界になります。
コーヒー豆200gだと1杯あたり14gとして14杯分になります。
1日1杯としても2週間はもつので、コーヒー粉にしてしまうと最後の方は鮮度が落ちてしまいます。
鮮度の落ちたコーヒーは香りが落ちたり、膨らまなかったりするんですよね。
挽きたての香りや風味が楽しめる
コーヒーを豆から挽くメリットは、挽きたての香りや風味が楽しめることです。
コーヒー豆を挽いた瞬間が一番コーヒーの良い香りがするからです。
なんで挽いた瞬間が一番いい香りがするにゃ?
コーヒーからフレグランスと呼ばれる香りがするからです。
コーヒー豆には、コーヒーの油分(アロマコーヒーオイル)が詰まったたくさんの小さな孔(あな)があり、豆が砕かれることで、その良い香りがパッと放たれます。
このフレグランスを生かした抽出方法についてはこちらの記事をご参照ください↓
最近のスペシャルティーコーヒーは香りや風味を重視する傾向があるので、
スペシャルティーコーヒーを存分に楽しむにはコーヒーを豆から挽く必要があります。
好みに合わせて挽き目を調節できる
コーヒーを豆から挽くメリットは、好みに合わせて挽き目を調節できることです。
挽き目によって抽出時間や抽出成分の量をある程度コントロールすることができるからです。
どうやって挽き目を調節するにゃ?
コーヒーミルのクリック数を調節すると細挽き〜粗挽きにすることができます。
ペーパードリップの場合は中細挽きで良いのですが、
フレンチプレスやサイフォンなど浸漬式の場合は中挽き、パーコレーターは粗挽き、水出しコーヒーは細挽き、
エスプレッソは極細挽きなど、抽出する器具によって適した挽き目があります。
また、同じペーパードリップでも成分を多く出したい場合は少し細めに挽いたり、苦味を抑えて抽出時間を早くしたい場合は粗めに挽くなど調節します。
自分の好みに合わせて挽き目を調節することができるようになるとコーヒーの楽しみ方が広がります。
コーヒー豆から挽くデメリット
コーヒーを豆から挽くデメリットは以下になります。
◾️コーヒー豆から挽くデメリット
・コーヒーミルが必要になる
・挽くのに時間がかかる
・性能の良いコーヒーミルは高い
コーヒーミルが必要になる
コーヒーを豆から挽くデメリットは、コーヒーミルが必要になることです。
コーヒーミルがないとコーヒー豆を挽くことができないからです。
お店では業務用の電動ミルだけど高いかにゃ?
業務用の小型高性能電動ミル「みるっこ」だと5万円以上します。
ボンマックなら23,500円くらいで購入できるのでおすすめです↓
BONMAC コーヒーミル ブラック BM-250N
¥23,500
小型といっても電動ミルは置けるスペースがないと邪魔になるので、最初のうちは手動コーヒーミルがおすすめです。
いずれにせよ、コーヒーミルが必要になることは変わりないので、
美味しいコーヒーを飲みたいのであればコーヒーミルの購入を検討しましょう。
挽くのに時間がかかる
コーヒーを豆から挽くデメリットは、挽くのに時間がかかることです。
特に安い手動コーヒーミルを購入してしまうと14gのコーヒー豆を挽のに2分以上かかってしまいます。
安い手動コーヒーミルだとなんで挽くのに時間がかかるにゃ?
刃の形状や素材によってコーヒー豆を粉砕する能力に違いがあるからです。
経験上ですが、高い手動コーヒーミルは回転する回数が短くなる傾向があります。
また、刃の切れ味が違うので固い浅煎りのコーヒー豆でもサクサクと粉砕することができます。
刃の形状は臼式(コニカル刃)で、刃の素材はステンレス刃のものを選ぶようにしましょう。
価格の目安としては5,000円以上のものを選びましょう。
性能の良いコーヒーミルは高い
コーヒーを豆から挽くデメリットは、性能の良いコーヒーミルは高いことです。
手動コーヒーミルは価格によって性能がかなり違ってくるからです。
どんな性能の違いがあるにゃ?
エスプレッソのように極細挽きができたり、粒度がそろっていたり、微粉がすくなかったりします。
また、高い手動コーヒーミルは粒度が細かく調整できるものが多いです。
切れ味の良い刃でカットしたコーヒー粉は粒度が均一になるので、お湯に触れる面積も均一になりしっかりと成分を抽出することができます。
また、微粉が少ないこともクリアな味わいを出すのに重要な要素になります。
ドリップコーヒー初心者の人がいきなり高い手動コーヒーミルを購入するのには抵抗があるかもしれませんが、
価格の目安としては5,000円以上のものを選びましょう。
手動コーヒーミルの選び方
手動コーヒーミルの選び方は以下の点に注意して選びましょう。
◾️手動コーヒーミルの選び方
・刃の形状
→臼式(コニカル刃)
・刃の素材
→セラミック刃かステンレス刃
・サイズや容量
→30g以上が一度に挽ける
刃の形状
手動のコーヒーミルの刃の形状は臼式になります。
臼式のコーヒーミルは、上下に付いた2枚の刃で臼のようにコーヒー豆をすり潰して挽けるのが特徴です。
臼式の中でも大きく分けてフラット刃とコニカル刃の2種類があります。
フラット刃は、名前のとおり平らな形状の上刃と下刃が高速回転し、コーヒー豆を切るように砕きます↓
一方、コニカル刃は、立体的な螺旋形状をしており、フラット刃より低速な回転でコーヒー豆をすり潰すように砕きます↓
どちらも、ダイヤルなどにより細かな挽き目の調節ができるうえ、細挽きにも対応しているのが魅力です。
手動のコーヒーミルの場合はコニカル刃のものがほとんどになります。
挽き目が均一で、安定した味わいのコーヒーを飲みたい方におすすめです。
刃の素材
コーヒーミルの刃の素材は製品によって異なります。
主に使用されているのは、セラミック刃とステンレス刃の2種類あります。
セラミック刃は、安価で豆に金属臭が付かないのがメリットです。
また、水洗いができるため、手軽にお手入れできます。
一方、ステンレス刃は、セラミック刃よりも切れ味がよく豆を挽きやすいのが魅力です。
微粉が少ないうえ、粒度が均一になるのもポイントです。
ただし、セラミックと比べて価格が高く、扱いが難しい点がデメリットになります。
初心者の方はセラミック刃のモノ、コーヒーの味によりこだわりたい方はステンレス刃のモノがおすすめです。
サイズや容量
コーヒーミルを購入する際には、サイズや容量もチェックしておきましょう。
1日に何杯もコーヒーを飲みたい方や家族で使いたい方は容量が大きいモノを選ぶのがおすすめです。
カップ1杯あたりのコーヒー使用量の目安は10~14gなので、3杯分のコーヒーを入れたいなら、30g以上程度の容量のあるモデルを選びましょう。
また、水出しコーヒーや急冷式のアイスコーヒーなど30g以上のコーヒー粉が必要になるので、容量は多い方が一度に挽けるので便利です。
おすすめ大容量の手動コーヒーミル5選
大容量の手動コーヒーミルのおすすめは以下の5つになります。
◾️大容量の手動コーヒーミル5選
タイムモアC2max
タイムモアC2max
¥11,680
・容量約30g
・臼式(コニカル刃)
・ステンレス刃
表面にダイヤモンドパターン加工が施されており、握りやすいのが特徴の手動タイプのコーヒーミルです。
重厚感と高級感のあるスタイリッシュな見た目が魅力です。
ステンレス製の臼式を採用しており、丈夫で挽きムラが少ないのもメリットです。
また、ダイヤルをクリックすることで挽き目を36段階で調節できるのがポイントです。
お手入れに役立つブラシも付属しています。
耐久性が高く長く愛用できるコーヒーミルを探している方におすすめです。
コマンダンテC40MK4
コマンダンテC40MK3
¥47,800
・容量40g
・臼式(コニカル刃)
・ステンレス刃(ニトロブレード)
コーヒーのポテンシャルを引き出すために作られた手動タイプのコーヒーミルです。
刃の素材にはニトロブレードと呼ばれるステンレス鋼を使用しています。
切れ味がよく粒度が均一に揃いやすいのが特徴です。
また、回転軸にベアリングを採用しており、スムーズにハンドルを回して豆を挽けるのも魅力です。
グリップ部分が大きめで回しやすいのもメリットです。
さらに、コンパクトなサイズで持ち運びやすく、キャンプや登山などのアウトドアでも活躍します。
使いやすく長く愛用できる高級なコーヒーミルを探している方におすすめです。
1ZPRESSO K-Ultra
1Zpresso K-Ultra
¥31,858
・容量35〜40g
・臼式(コニカル刃)
・ステンレス刃(K刃)
独特な「K刃」さまざまな淹れ方に最適な七枚円錐形の金属刃で、 卓越性と均一性を保ち、コーヒーの豊かな味を感じられやすいです。
粉受けはマグネットなので回転させる必要がなくなり、ポンっと一発で着脱可能になります。
かなり強力な磁力のおかげで外れる心配もなさそうです。
挽き目の調整は上部のダイヤルで手軽に行えてとても便利です。
エスプレッソやトルコ式コーヒーの細かな挽き目にも対応しています。
付属のケースは500mlのペットボトルの1.5倍ほどのサイズ感で、撥水性もありアウトドアでも持ち運びやすいです。
外でエスプレッソを楽しみたい人にはおすすめのコーヒーミルです。
ハリオセラミック2B
ハリオセラミック2B
¥1,970
・容量70g
・臼式(コニカル刃)
・セラミック刃
一度に挽ける手動コーヒーミルのキングはハリオです。
説明書には100gと書いてありますが、ホッパーに100gも入らないので、ここは70gとしました。
70g挽くのに10分以上はかかりますがコスパは最強です。
日本のメーカーなのでセラミック刃がへたってもハリオのネットショップで購入できます。
挽き目調整はちょっと面倒で慣れが必要です。
粉受けにふたがついているのでそのまま冷蔵庫に保管できるんですよね。
私が最初に使っていた手動のコーヒーミルでかなり重宝しました。
貝印ザ・コーヒーミル
貝印ザ・コーヒーミル
¥6,118
・容量50g
・臼式(コニカル刃)
・セラミック刃
世界中のコーヒーを知り尽くすコーヒーハンター川島良彰さんが、
「厳しい基準を全てクリアした最高に美味しいコーヒー豆の味を、最大限に引き出して飲んで欲しい。自宅でのコーヒータイムをより楽しんでほしい」
という想いと、大手刃物メーカー(株)貝印の伝統の技術力が合わさって完成した手挽きミルが「The Coffee Mill」です。
一度に50gまで挽くことができ、セラミック製の臼(うす)を取り外して洗うことができます。
「FIXグラインド機構」という機構を採用していて雑味の元になるコーヒーの微細粉を減らす効果があります。
挽きやすさとインテリアとしての完成度も高いデザインが特徴ですね。
まとめ
今回はコーヒー豆から挽くメリット・デメリットを知りたい人やコーヒーミルを買おうかどうか迷っている人に対して、
コーヒー豆から挽くメリット・デメリットやおすすめコーヒーミルをご紹介してきました。
まとめると以下になります。
◾️コーヒー豆から挽くメリット
・コーヒー豆の鮮度が長持ちする
・挽きたての香りや風味が楽しめる
・好みに合わせて挽き目を調節できる
◾️コーヒー豆から挽くデメリット
・コーヒーミルが必要になる
・挽くのに時間がかかる
・性能の良いコーヒーミルは高い
◾️手動コーヒーミルの選び方
・刃の形状
→臼式(コニカル刃)
・刃の素材
→セラミック刃かステンレス刃
・サイズや容量
→30g以上が一度に挽ける
◾️大容量の手動コーヒーミル5選
コーヒーミルを使うようになるとドリップコーヒーの楽しみ方が広がります。
自分の予算に合わせて少しでも高いコーヒーミルを手に入れることをおすすめします。
コーヒー豆の状態で購入して新鮮なドリップコーヒーを楽しみましょう。
この記事が少しでもコーヒー豆から挽こうと考える人のお役に立てれば幸いです。
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