お家で美味しいコーヒーを淹れるのであれば、ハンドドリップコーヒーが一番だと思います。
私は毎日ペーパードリップコーヒーを入れているのですが、コーヒードリッパーを色々と試した中で、
メリタ式が一番初心者には向いていると思います。
メリタ式ってカリタ式とどこが違うにゃ?
メリタ式は1つ穴でカリタ式は3つ穴になっています。
メリタ式もカリタ式も、
コーヒードリッパーがコーヒーの抽出速度をコントロールしてくれるので安心して同じクオリティーのコーヒーを入れることができます。
今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。
・メリタ式の正しいコーヒーの入れ方がわからない人
・メリタ式についての雑学を詳しく知りたい人
上記の方々に対して、メリタ式の歴史やメリタ式の正しいコーヒーの入れ方をご紹介します。
この記事でメリタ式で美味しいコーヒーを入れて楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
メリタ式について
メリタ式についてまずはメリタ式の歴史から見ていきましょう。
メリタ式の歴史
1908年にドイツのメリタ・ベンツさんが自分の最愛の夫に美味しいコーヒーを飲ませたい一心で、コーヒーを紙で濾したのが始まりとされています。
メリタ式といえば1つ穴ドリッパーですが、
実はメリタ式は1908年にペーパードリッパーを成功さた時には1つ穴どころではなかったです。
最初のドリッパーは金属に無数に穴を開けてその開いている穴の上に紙で塞いでコーヒー粉が出ないようにしたのが始まりだそうです。
しばらくの間はそこの部分に丸い紙を置いてその上にコーヒー粉を入れて抽出する形だったそうですが、
今のような形になったのはだいぶ後になってからのようです。
1936年に息子のホルスト・ベンツさんが会社を継いだ頃は穴が8つあったそうです。
その後にいろいろな変化をしています。
大きな1つ穴の円錐形(コーノ式、ハリオのような形状)
↓
穴の数が4つ
↓
1950年代に穴の数が3つ
ちなみに、3つ穴でお馴染みのカリタの創業は1958年になるので、この頃のメリタを真似して作られたのかもしれません。
↓
最終的に1963年に1つ穴になる
メリタ式は色々と変化・進化を遂げてきました。
この時に穴を1つにすることで究極の速度コントロールを実現しました。
1つ穴に対してリブの長さ・深さを制御することでメリタ式が到達したのは、
「誰がどのように入れても、同じスピードでコーヒーが抽出される」
究極のコントロールを実現できるドリッパーとして作られています。
よって、メリタ式のコーヒードリッパーは上手とか下手はないとされるコーヒードリッパーとなっています。
誰でも同じ品質のコーヒーを入れられるというのは究極の完成されたコーヒードリッパーだと思います。
メリタ式のペーパーの特徴
ペーパーも色々と工夫されていて、ペーパーに細かい穴が開けてあります。
アロマジックは油分や質感が薄くなる傾向を解消するために、小さい針の穴をペーパーに開けてあり、そこから微粉やオイルが出るようになっています。
メリタ/アロマジック 2〜4杯用
¥180
メリタ式アロマフィルターの特徴
メリタ アロマフィルター 2〜4杯用
¥528
アロマフィルターは1つ穴で、穴の位置が少し上の方についているタイプになります。
穴の位置を少し上にすることで、
・蒸らしの時にすぐにお湯が落ちないので、蒸らし効果を高められる
・最後の一滴まで落ちないようになっている
とうことを考えて作られています。
その他のおすすめメリタ製品
メリタ式が好きになるとメリタ製品で揃えたくなりますよね。
そんなあなたにおすすめする商品はこちらです。
コーヒーサーバー
メリタ コーヒーサーバー 4杯分 500ml
¥1,210
耐熱ガラスなのでホットウォーマーなどで温めながら入れることができます。
※直接ガスコンロにかけるとプラスチックが溶けてしまうので注意が必要です。
ドリップケトル
メリタ ドリップケトル 1.0L
¥5,285
メリタ純正のコーヒーポットです。
赤いロゴと傾ける角度(アロマライン)が表示されています。
傾ける角度でお湯を注ぐスピードをコントロールできる仕様になっています。
コーヒーミル
メリタ 電動コーヒーミル 容量70g
¥2,980
軽くて使いやすい電動のコーヒーミルです。
一度に70gまでコーヒー豆を挽けるのでとても便利です。
40gなら15秒程度で挽けます。
スイッチボタンを押す長さによって粗挽き、中挽き、中細挽きが調節できます。
コーヒーキャニスター
メリタ コーヒーキャニスター 200g
¥4,311
ステンレス製のコーヒーキャニスターです。
ステンレスなので紫外線によるコーヒー豆の劣化を防ぎます。
赤いメリタのロゴがカッコいいですね。
コーヒーメーカー
メリタ コーヒーメーカー 5杯用
¥9,908
朝の忙しい時はこれがとても便利です。
コーヒーサーバーは冷めにくい真空二重構造になっているので保温効果は抜群です。
浄水フィルター 、しずく漏れ防止やオートオフ機能など 、毎日にうれしい使い勝手です。
メリタ式の正しい入れ方
今回はメリタ式のアロマフィルターを使用してコーヒーを入れてみます。
メリタ式の特徴である
「器具が味をコントロールする」
ということをいかしてコーヒーをドリップしたいと思います。
用意したもの
今回用意したものは以下になります。
・ブラジル産イパネマ農園 ハイロースト 中挽き 30g
・お湯の温度90℃
メリタ式の正しい入れ方は以下になります。
①コーヒー粉をならす
②コーヒー粉を蒸らす
③2度目のお湯は一気に注ぐ
④完成
①コーヒー粉をならす
コーヒー粉をフルターの中に入れ、ポンポンと軽くたたき平らにならします。
②コーヒー粉を蒸らす
しっかりとコーヒー粉を湿らせます。
全ての粉が均等に湿る量を注ぎましょう。
ガスが発生して膨らみますが、その様子を見てガスが出なくなるまで約30秒ほど待ちます。
③2度目のお湯は一気に注ぐ
2度目はセンターから落として泡のドームを押し広げながら、一気に注ぎ切りましょう。
④完成
コーヒーが落ちなくなったら完成です。
コーヒードリッパーの底に最後の一滴が落ちずに溜まっています↓
まとめ
今回はメリタ式の正しいコーヒーの入れ方がわからない人やメリタ式についての雑学を詳しく知りたい人に対して、
メリタ式の歴史やメリタ式の正しいコーヒーの入れ方をご紹介してきました。
まとめると以下にな入ります。
■メリタ式の正しい入れ方
①コーヒー粉をならす
②コーヒー粉を蒸らす
③2度目のお湯は一気に注ぐ
④完成
2度目の注ぐスピードでコーヒーの抽出量が変わってきます。
(ゆっくり注ぐとたくさんの量になります)
なるべく細口のポットを使って程よいスピード感でやるが美味しく入れるコツになります。
お湯を注ぐ量は遅すぎず早すぎずがいいのでちょうど良い量を抽出できるようになれましょう。
この記事でメリタ式で美味しいコーヒーを入れて楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
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