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【比較検証】コーノ式(MDK-21)の代表的な入れ方の比較とコーノ式のメリット・デメリット

コーヒー

コーノ式ドリッパーといえばプロが使用するドリッパーとして有名なので、なかなか初心者にはハードルが高いと思います。

コーノ式ドリッパーは様々な種類が出ていますが、それぞれのドリッパーでリブの長さが違いにより入れ方が違えば味わいもかなり変わってきます。

どれを選んだらいいのかにゃ?

私なら始めてコーノ式ドリッパーを使う人にはMDKをおすすめします↓

コーノ式ドリッパー クリア 2人用 MDK-21
¥1,531

MDKはドリッパーがある程度、抽出速度をコントロールしてくれるのでお湯を注ぎ慣れていない人でも安定した美味しいコーヒーを入れることができます。

また、PCT樹脂(トライタン)なのでひび割れが起きにくく長く使うことができます。

私は1年間で1000杯以上のコーヒーを飲み続けていますが、コーノ式ドリッパーを使い始めてからは毎日コーノ式ドリッパーを使うようになりました。

今回はコーノ式(MDK-21)の代表的な入れ方の比較とコーノ式のメリット・デメリットにつていご紹介します。

この記事を読むと以下のことがわかります。

・コーノ式(MDK-21)の代表的な入れ方比較検証の結果

・コーノ式(MDK-21)のメリットとデメリット

上記のことがわかります。

コーノ式(MDK-21)はある程度、抽出速度をドリッパー自身がコントロールしてくれるのですが、

今回ご紹介する代表的な2つの入れ方でコーヒーを抽出すると味わいがかなり違うことがわかりました

コーヒーの焙煎度合いや鮮度などによって入れ方を変えるなど、より一層コーヒーを楽しみましょう。

自己紹介

Bさん@アーキトリック

建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。

暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。

世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。

現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!

コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。

比較するコーヒーの入れ方

比較に用いたコーヒー豆はケニアの中煎りです。

レシピは以下になります。

・コーヒー豆:ケニアAA中煎り

・コーヒー粉の量:14g

・注ぐお湯の量:230g

お湯の温度:92℃

ケニアAAは片手鍋で自家焙煎したものです。

焙煎日から5日ほど経ちましたがガスの発生も少なく、だいぶ落ち着いた味わいになっています。

片手鍋での自家焙煎の方法についてはこちらの記事をご参照ください↓

ドリッパーはコーノ式(MDK-21)を使用します↓

コーノ式は円錐形ドリッパーの元祖ともいえるドリッパーです。

色々な種類が出ていますが、今回はお湯の注ぎ方で左右されにくいMDK-21でコーヒーを比較抽出します。

コーノ式でドリップしているバリスタの動画をいろいろ調べたのですが、

以下の2つの抽出方法が代表的なものになります。

◾️コーノ式(MDK-21)の代表的な入れ方

①50g、1:30まで点滴法で抽出

②30g、30秒蒸らして抽出

蒸らし無しと蒸らし有りでどのような味わいの違いになるのか楽しみですね。

①50g、1:30まで点滴法で抽出

私がいつも入れているコーノ式(MDK-21)での点滴法での入れ方になります。

入れ方の詳しい方法についてはこちらの記事をご参照ください↓

◾️お湯の注ぎ方

1:30→50g
2:00→150g
2:30→230g

抽出時間はトータルで2:52

②30g、30秒蒸らして抽出

ハリオV60と同じで、最初に30g、30秒蒸らしてからお湯をゆっくり注いでいく入れ方になります。

2回目からのお湯の注ぐ量は一気に230gを注ぐのではなく、2回に分けて注ぎます。

◾️お湯の注ぎ方

0:30→30g
1:30→150g
2:00→230g

抽出時間はトータルで2:09

コーヒーの味わいを比較検証

お湯の注ぎ方は最初に蒸らしをするのか、点滴法でポタポタお湯を注ぐのかの違いです。

点滴法で抽出したほうがサーバーに抽出されたコーヒーの濃さがまばらになっています↓

最初に抽出されたコーヒーの濃ゆい原液をしっかりとかき混ぜてから比較検証してみます。

①50g、1:30まで点滴法で抽出

コーヒーの表面に少し油が浮いています。

コーヒーの味わいには濃さや焙煎度合いに応じた深みしっかりと抽出されています。

コーヒーを口の中に含んだ時のまろやかさはこちらの抽出した方が強く感じます。

好みにもよりますが、深煎りで濃ゆいコーヒーが好きならこちらの抽出方法がいいと思います。

②30g、30秒蒸らして抽出

抽出されたコーヒーの濃淡は、ほぼ均一に近いです↓

コーヒーの味わいはクリアですっきりとしているのに、しっかりとしたボディーがあるといった感じです。

点滴法で入れたコーヒーよりも、コーヒー豆を挽いた時の香りやフレーバーを強く感じました。

浅煎りのコーヒー豆や紅茶のようなフレーバーを楽しむ場合はこちらの抽出方法がいいと思います。

比較検証の結果

比較検証をした結果、コーヒー粉の蒸らしはコーヒーの濃度にあまり関係ないことがわかりました。

蒸らし無しでポタポタと徐々にお湯を注いていく方が濃ゆいコーヒーになりますね。

コーヒー豆の焙煎度合いによってコーノ式(MDK-21)の入れ方を変えるとコーヒーがより一層楽しめると思います。

◾️入れ方の比較の検証結果

①50g、1:30まで点滴法で抽出
→中煎りから深煎りまでの濃ゆいコーヒー

②30g、30秒蒸らして抽出
→フレーバー重視の浅煎り

コーノ式ドリッパーの選び方

コーノ式ドリッパーは珈琲サイフォン株式会社で1968年に原型が開発され、MD型として1973年から一般に販売されてるようになりました。

ハリオの円錐形ドリッパーが2005年から販売されたのは、珈琲サイフォン株式会社の円錐形のパテント(特許)が切れたからです。

そのような歴史からコーノ式ドリッパーは円錐形ドリッパーのまさに元祖ともいえるドリッパーになります。

コーノ式ドリッパーの種類

コーノ式ドリッパーには「MD・MDN・MDK」の3種類の型番があります↓

型番MD-21(1-2杯)
MD-41(2-4杯)
MDN-21(1-2杯)MDK-21(1-2杯)
MDK-41(2-4杯)
ロゴKONO CLASSICKONO MEIMONKONOS since1925
素材MD-21 アクリル樹脂
MD-41 PCT 樹脂
アクリル樹脂PCT 樹脂
リブの長さ長め中間短め
抽出口のサイズ大きめ中間小さめ
抽出速度速め中間遅め
向いている人プロ・マニア向けプロ・一般向け一般・初心者向け

それぞれリブの高さや使われている素材などが違います。

コーヒーの味わいに影響が大きいのはリブの高さの違いです。

リブの部分はお湯の抜けが良くなるので、リブが高いと抽出スピードは速くなります。

MD型はリブの高さが一番長いです。

その分、自分でお湯の注ぐ量をコントロールする必要があり、プロ向きとされています。

また、使われている素材に関してアクリル樹脂とPCT樹脂(トライタン)の違いがあります。

アクリル樹脂の場合は耐熱温度が90℃で使い込むほどにクラック(ひび割れ)が入ります

PCT樹脂(トライタン)のものはひび割れが起きにくく長く使うことができます。

コーノ式のドリッパーは消耗品という人も多いのですが…

ハリオV60など他のドリッパーは何年使ってもクラック(ひび割れ)が生じないことを考えると、ドリッパーを消耗品扱いにするのはどうかと思います。

割れないコーノ式ドリッパーなら

・MD-41(2-4杯)
・MDK-21(1-2杯)
・MDK-41(2-4杯)

のどれかがいいと思います。

コーノ式ドリッパーの特徴

リブのついている部分より上部はペーパーフィルターが密着するようにできています。

これにより、コーヒーをドリップする時に生じる泡(アク)が下に落ちるのを防いでくれます

泡(アク)がドリップされてしまうと雑味やエグ味がコーヒーに入ってしまいます。

MDやMDNなどリブの高さがあるのでドームを膨らませてフィルターと注ぐ中心にコーヒー粉の壁を作るなどのテクニックが必要になります。

その点、MDKはリブが短いのでお湯をある程度注げばペーパーフィルターとドリッパーを密着させて泡(アク)を落とすことを防いでくれます。

コーノ式(MDK-21)のメリット

コーノ式(MDK-21)のメリットは以下になります。

・ドリッパーが抽出速度をコントロール

・割れにくく長く使える素材

・一杯から美味しく入れられる

ドリッパーが抽出速度をコントロール

リブの長さが一番短く、抽出口が小さいので勢いよくお湯を注いでも抽出速度はドリッパーのほうがある程度コントロールしてくれます。

MDやMDNよりも抽出時間がかかる構造になっており、お湯の注ぎ方の違いによる影響を受けにくいドリッパーです。

お湯の注ぎ方はある程度の慣れが必要なので、そんなに気にすることなくドリップできるMDKから始めたほうがいいと思います。

割れにくく長く使える素材

前述しましたが使われている素材がPCT樹脂(トライタン)なのでアクリル樹脂のものよりクラック(ひび割れ)が生じにくくなっています。

アクリル製の年季の入ったコーノ式ドリッパーは、ひび割れからコーヒーが漏れたりするので、割れがひどくなったら交換しなければなりません。

他のドリッパーは割れることなく何年も使えるのを考えると、ドリッパーが消耗品だという考え方は私は賛成できません

なので、PCT樹脂(トライタン)のMDKを長く愛用したほうがいいと思います。

※ちなみにMD-41のプロ用もPCT樹脂(トライタン)でできています。

一杯から美味しく入れられる

リブが短いのでコーヒー粉の量が少なくてもリブのない上部の機能を有効に利用することができます。

MD-41のようにリブが長いと1杯だけ入れる時に泡(アク)を落とさないで入れるのがとても難しいです。

お湯の注ぐ量を集中してコントロールしないといけないのでそれなりのテクニックが必要になります。

その点、MDKはリブの長さが短いので一杯からでもドリッパーの機能を十分に発揮させてドリップすることができます。

コーヒーを一杯分から美味しく入れられるのっていいですよね。

コーノ式(MDK-21)のデメリット

コーノ式(MDK-21)のデメリットは以下になります。

・ドリップに自由度がない

・抽出スピードを早くできない

・純正のペーパーフィルターが高い

ドリップに自由度がない

コーノ式(MDK-21)のデメリットは、ドリップに自由度がないことです。

抽出速度はドリッパーがある程度コントロールするので、お湯の注ぎ方の違いによる影響は受けにくい特徴があります。

誰でもどんな注ぎ方をしても同じ抽出速度になるので、プロやマニアの人には物足りなく感じるかもしれません。

実際に私は3〜4人分のドリップコーヒーを入れるときは、MD-41でも抽出することがあるのですが、

お湯の注ぎ方で抽出速度はかなり違ってくるので一定のコーヒーの味わいを出すことが難しいと感じています。

ドリップに自由度を求めるのであれば、MD-41の方が向いていると思います。

抽出スピードを早くできない

コーノ式(MDK-21)のデメリットは、抽出スピードを早くできないことです。

もちろん、点滴法で抽出しなかったり、ドームを崩さずお湯の通り道を作るようにお湯を注げばそれなりに抽出スピードは早くなります。

しかしながら、私の場合は早く抽出しようとしても1杯230gを抽出するのに3分を切る程度です。

抽出スピードを早くすることで、エチオピアの浅煎りなどフレーバー重視のコーヒー豆を美味しく抽出することは難しいドリッパーです。

抽出スピードを早くして、浅煎りのコーヒー豆の味わいを楽しむのであればハリオV60の方が向いていると思います。

純正のペーパーフィルターが高い

コーノ式(MDK-21)のデメリットは、純正のペーパーフィルターが高いことです。

ハリオV60の100枚入りが220円前後であるのに対して、コーノ式のペーパーフィルターは100枚入りで900円前後になります。

もちろん3セット300枚で購入すれば1800円となり、一枚あたり60円と安くなりますが、それでもハリオV60に比べれば高くなります。

毎日使用するものなので、ペーパーフィルターの価格は安いに越したことはないのですが、

純正のペーパーフィルターを使わないと繊維の細かさの違いなのか抽出されるコーヒーの味わいの違いがはっきり出てしまいます。

まとめ

今回はコーノ式(MDK-21)ドリッパーの入れ方の比較結果を知りたい人やコーノ式ドリッパーのメリットとデメリットを知りたい人に対して、

コーノ式(MDK-21)の代表的な入れ方の比較とコーノ式のメリット・デメリットにつていご紹介してきました。

まとめると以下になります。

◾️入れ方の比較の検証結果

①50g、1:30まで点滴法で抽出
→中煎りから深煎りまでの濃ゆいコーヒー

②30g、30秒蒸らして抽出
→フレーバー重視の浅煎り

型番MD-21(1-2杯)
MD-41(2-4杯)
MDN-21(1-2杯)MDK-21(1-2杯)
MDK-41(2-4杯)
ロゴKONO CLASSICKONO MEIMONKONOS since1925
素材MD-21 アクリル樹脂
MD-41 PCT 樹脂
アクリル樹脂PCT 樹脂
リブの長さ長め中間短め
抽出口のサイズ大きめ中間小さめ
抽出速度速め中間遅め
向いている人プロ・マニア向けプロ・一般向け一般・初心者向け

◾️コーノ式(MDK-21)のメリット

・ドリッパーが抽出速度をコントロール

・割れにくく長く使える素材

・一杯から美味しく入れられる

◾️コーノ式(MDK-21)のデメリット

・ドリップに自由度がない

・抽出スピードを早くできない

・純正のペーパーフィルターが高い

コーノ式(MDK-21)はある程度、抽出速度をドリッパー自身がコントロールしてくれるのですが、

今回ご紹介する代表的な2つの入れ方でコーヒーを抽出すると味わいがかなり違うことがわかりました

コーヒーの焙煎度合いや鮮度などによって入れ方を変えるなど、より一層コーヒーを楽しみましょう。

この記事が少しでもコーノ式でコーヒーを楽しむ人のお役に立てれば幸いです。

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