夏の暑い日には美味しいアイスコーヒーっていいですよね。
美味しいアイスコーヒーを作りたいのであれば、
冷蔵庫で放置するだけで簡単に作れる水出しコーヒーをおすすめします。
水出しコーヒーは麦茶と同じく冷蔵庫で放置するだけにゃ?
水出しコーヒーはコーヒー粉に水を注いで冷蔵庫で約8時間放置すれば簡単に作ることができます。
水も水道水で十分美味しく抽出することができます。
今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。
・美味しいアイスコーヒーを作りたい人
・水出しコーヒーの作り方を知りたい人
上記の方々に対して、簡単で美味しい水出しコーヒーの作り方をご紹介します。
この記事で美味しい水出しコーヒーを楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
水出しコーヒーについて
水出しコーヒーについて特徴や豆の選び方などを以下でご紹介します。
水出しコーヒーの3つの特徴
水出しコーヒーには以下の3つの特徴があります。
・まろやかな味わい
・カフェインが少ない
・美味しさが長持ち
まろやかな味わい
カフェインやタンニンなどのコーヒー特有の苦味や渋みは、水では抽出されにくいため、水出しコーヒーは、まろやかな味わいに仕上がります。
水出しコーヒーは、すっきりしていて飲みやすく、苦味が少ないので、コーヒーの苦味が苦手な人でも、美味しくいただけます。
カフェインが少ない
カフェインは、高温、高圧力であれば、抽出量が増加します。
そのためエスプレッソやホットコーヒーは、カフェインの含有量が多くなります。
逆にカフェインは水に溶けにくい性質があるため、水出しだとカフェイン抽出量が低下し、
お湯で淹れたコーヒーよりもカフェインの含有量が少なくなります。
コーヒーのカフェインが苦手な方には水出しがおすすめです。
美味しさが長持ち
古くなったコーヒーが美味しくないと感じるのは、酸化が原因です。
空気に触れたり、熱による化学変化で、コーヒーの酸化が進みます。
水出しの場合、熱による化学変化がおこらず、酸化の原因となる油分の抽出量が少ないため、コーヒーが酸化しにくいのです。
すぐに飲み切らない場合や保存したい場合は、水出しアイスコーヒーがおすすめです。
コーヒー豆の選び方
コーヒー豆の焙煎の度合いには、浅煎り~深煎りまで8段階あり、深煎りになるほど、苦味が強く出ます。
焙煎の度合い | 焙煎の名称 |
浅煎り | ライトロースト |
浅煎り | シナモンロースト |
中煎り | ミディアムロースト |
中煎り | ハイロースト |
中深煎り | シティーロース |
中深煎り | フルシティーロースト |
深煎り | フレンチロースト |
深煎り | イタリアンロースト |
アイスコーヒー用の豆には、焙煎度合いが強い「フレンチロースト」や「イタリアンロースト」などの深煎りの豆が適しています。
アイスクリームが溶けた時、とても甘く感じたことはありませんか?
通常冷たいものほど、その味を感じにくくなります。
冷たくして飲むアイスコーヒーも同様で、コーヒーの持つ苦みを強く感じられる深煎りのコーヒー豆を使うことで、冷たくしてもコーヒー本来の味をしっかり味わうことができるのです。
また、アイスコーヒーの氷が溶けても、コーヒーの味が充分に残ります。
また、コーヒー豆の挽き方にも何段階かありますが、水出しコーヒーには中細挽きがお勧めです。
今回コーヒー粉として用意したのは、「アラビカコーヒー/ヨーロッパモカブレンド、フレンチロースト(深煎り)、中細挽き」です。
水道水でも大丈夫?
水出しコーヒーに限ったことではないですが、純度の高い水を使うほど美味しいコーヒーが作れます。
だからと言って、ミネラルウォーターがベストというわけではありません。
マグネシウムなどの成分を多く含む硬水はコーヒーの味に影響するので、ミネラルウォーターを使うときは軟水を選ぶことが大切です。
日本はほとんどすべての地域で軟水が飲まれています。
もし水道水が美味しく飲めるところにお住まいなら、水道水でもじゅうぶんに美味しい水出しコーヒーが作れます。
美味しい水出しコーヒーの作り方
美味しい水出しコーヒーの作り方は以下の通りです。
簡単に作れるのでぜひ試してみてください。
材料
材料は以下の通りです。
・コーヒー粉:80g
・水:1L
今回コーヒー粉として用意したのは、「アラビカコーヒー/ヨーロッパモカブレンド、フレンチロースト(深煎り)、中細挽き」です。
ローストは「深煎り」に、豆の挽き方は「中細挽き」にするとコクのあるアイスコーヒーができます。
道具
用意する道具は以下の通りです。
・ハリオ/水出しコーヒーポット
・軽量スプーン:カリタ10g
ハリオ/水出しコーヒーポット
¥916
1Lの水出しコーヒーが簡単に作れるポットです。
ストレーナーの底が外れてコーヒー粉を出しやすく、洗いやすいです。
コーヒー粉は1Lで80gが必要です。
耐熱ガラスなので熱湯を注いでも大丈夫です。
細長い形状で冷蔵庫のドア部分にすっぽりと入る大きさです。
作り方
作り方は以下の通りです。
①コーヒーの粉をポットに入れる
②水をゆっくり注ぐ
③コーヒー粉をかき混ぜる
④冷蔵庫に入れて一晩(約8時間)放置
⑤ストレーナーを取り出す
⑥完成
①コーヒーの粉をポットに入れる
ストレーナーにコーヒー粉を80g入れます。
カリタの計量スプーンが10gなので8杯分となります。
コーヒー豆はコクと香りを抽出できる深煎りがいいと思います。
また、挽き方は中細挽きがおすすめです。
粗挽きだと抽出効率が悪く薄いコーヒーになり、細挽きだとストレーナーから微粉が出てしまい粉っぽくなります。
※ストレーナーとはコーヒー粉を濾すフィルターのついた器具のことです。
②水をゆっくり注ぐ
細口のポットで水をゆっくり注ぎます。
挽きたての豆だと水でもよく膨らみます。
ドリップする時間はかかりますが、少しずつ水を注いでいきます。
③コーヒー粉をかき混ぜる
水を注いでストレーナーのフィルター部分が隠れるくらいになったら、
箸など細長い棒でコーヒー粉をかき混ぜます。
コーヒー粉と水をしっかりと馴染ませましょう。
※かき混ぜすぎると苦味の原因になるので注意しましょう!
④冷蔵庫に入れて一晩(約8時間)放置
ポットにフタをして冷蔵庫に入れます。
抽出時間は約8時間です。
※同じコーヒー粉で2回目を抽出すると苦味が出てしまいます。
抽出時間を長くすれば同じように濃い水出しコーヒーが作れますが、あまり美味しいとは言えないです。
⑤ストレーナーを取り出す
冷蔵庫から取り出し、ポットからストレーナーを外せば水出しコーヒーの完成です。
フタをして冷蔵庫に保管しましょう。
⑥完成
氷を入れ水出しコーヒーを注げばアイスコーヒーの完成です!
お好みで牛乳やガムシロップを追加しましょう。
まとめ
今回は美味しいアイスコーヒーを作りたい人や水出しコーヒーの作り方を知りたい人に対して、
簡単で美味しい水出しコーヒーの作り方をご紹介してきました。
まとめると以下になります。
■コーヒー豆の選び方
・「フレンチロースト」や「イタリアンロースト」などの深煎りのコーヒー豆
・水出しコーヒーには中細挽きがお勧め
■水道水でもじゅうぶんに美味しい水出しコーヒーが作れる
■美味しい水出しコーヒーの作り方
①コーヒーの粉をポットに入れる
②水をゆっくり注ぐ
③コーヒー粉をかき混ぜる
④冷蔵庫に入れて一晩(約8時間)放置
⑤ストレーナーを取り出す
⑥完成
水出しコーヒーはコーヒー粉に水を注いで冷蔵庫で約8時間放置すれば簡単に作ることができます。
簡単に作れるのでぜひ試してみてくださいね^_^
この記事で美味しい水出しコーヒーを楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
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