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ブランディングのための設計事務所のブログ活用のメリットとデメリット

その他

設計事務所のブログ活用はメリットとデメリットをバランスよく理解し、効果的な戦略を構築することが重要です。

設計事務所のブランディングとは独自のアイデンティティやイメージを構築し、それを広く認知、理解してもらうことです。

どうやって設計事務所をブランディングすればいいにゃ?

住宅に関する新商品を開発したり建築雑誌に寄稿したり、メディアに取り上げてもらったり、様々な方法がありますが、

お金をかけずに地道にコツコツやるのが好きな人は、ブログを活用することをおすすめします。

私は17年間(2023年現在)注文住宅やリノベーションを中心に設計事務所を運営してきましたが、

ブログを本格的に始めて2年目で月間25000PVを達成しました。

ブログが読まれるようになってお問合せが年々増えてきていると実感しています。

しかしながらブログで設計事務所のブランディングをするにはメリットとデメリットがあります。

今回はブランディングのための設計事務所のブログ活用のメリットとデメリットをご紹介します。

この記事を読むと以下のことがわかります。

・ブランディングのためのブログ活用のメリットとデメリット

・設計事務所のブログをやって良かったこと

上記のことがわかります。

ブログ運営は「読者の悩みを解決する」ことを基本にブログ記事を書き、

その記事の中で自分の考えや意見を少しずつ出していくことで設計事務所としてのブランディングをする方法が望ましいと思います。

ブログを通じて設計事務所の魅力を発信し、ブランディングの成功につなげましょう。

自己紹介

Bさん@アーキトリック

建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。

暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。

設計事務所のブログを始めて2年目で月間25000PVを達成!

コメント欄はこれまで皆さんが経験してきたことを発信する場として使っていただければ幸いです

役立つ情報をみんなで共有できるような書き込みは大歓迎です。

ブランディングのためのブログ活用のメリット

ブランディングのためのブログ活用のメリットは以下になります。

◾️ブランディングのためのブログ活用のメリット

・設計事務所の情報発信ができる

・ブログ記事の充実によるSEO対策

・低コストで継続的に発信できる

・お客様とのコミュニケーションが取れる

・マーケティング効果が高くなる

設計事務所の情報発信ができる

ブランディングのためのブログ活用のメリットは、設計事務所の情報発信ができることです。

現代において情報発信はとても重要な役割があります。

設計事務所として情報発信していないとどのような特徴があるのかクライアントが判断できないからです。

設計事務所の情報発信としてホームページだけでは不十分だと私は考えています。

どんな発信をすればいいにゃ?

設計事務所のブログとして書くべきことは以下になります。

・読者の悩みを解決すること

・設計事務所の理念やセールスポイント

・過程も含めた施工事例

設計事務所のブログで個人の日記のような記事を見かけますが、

その人の人間性の理解には繋がってもその記事で設計事務所をブランディングしていくのは高い文章力を要求されます。

まずは、設計事務所ブログの入り口として読者の悩みを解決する記事を書きましょう。

ある程度、読者が集まった段階で次の段階の設計事務所の理念やセールスポイントを発信するようにしましょう。

いきなり理念やセールスポイントを発信しても知名度がなければ多くの人に読まれないからです。

ブログ発信は集客につながります!

みんなに読まれる設計事務所のブログの書き方についてはこちらの記事をご参照ください↓

【ブログ発信が集客に繋がる】みんなに読まれる設計事務所のブログの書き方 | アーキトリック一級建築士事務所
最近ではyoutubeやブログ、SNSで情報発信する設計事務所が増えています。今回は設計事務所のブログの書き方を知りたい...

ブログ記事の充実によるSEO対策

ブランディングのためのブログ活用のメリットは、コンテンツの充実によってSEO対策ができることです。

ホームページだけではSEOで上位表示することは難しいです。

しかしながら、しっかりと読者の悩みを解決するブログ記事ならSEOで上位表示することが可能です。

検索上位に表示されればそれだけ不特定多数の読者に自分の設計事務所の考えを知ってもらうことができます。

検索上位に表示されるにはどうすればいいにゃ?

キーワード選定やブログ記事がしっかりと読者の悩みを網羅的に解決しているかなどが重要になります。

また、キーワードを含めての見出しの構成も重要になります。

見出しの構成がわからない時は「ラッコキーワード」を利用しましょう。

使いたいキーワードを「見出し抽出」で検索すると、上位20サイトの平均文字数や見出しの構成などがわかります。

これらを参考に自分のブログ記事の見出し構成に漏れはないか確認し、さらに独自性を付け加えて見出しを構成しましょう。

低コストで継続的に発信できる

ブランディングのためのブログ活用のメリットは、低コストで継続的に情報発信ができることです。

ブログはサーバー代とドメイン管理料くらいでかかるコストは年間1万円くらいです

また、ブログ記事は新しい投稿ができるので、その時代にあった考え方や価値観を継続的に情報発信することができます

低コストで継続的な情報発信ができることは、

日々変わっていく建築業界のトレンドにあった情報を読者に安価で提供できるので、とても有効な手段となります。

SNSやnote、無料ブログじゃダメにゃの?

無料ブログでも独自ドメインを使えるのであれば問題ないと思います。

しかしながら、サーバー管理者の都合でサイトや記事が消される可能性もあるので、

レンタルサーバーを借りてワードプレスでブログサイトを作った方が確実です。

ネット上でのブランディングはドメインパワーをつけることが重要になります。

ドメインパワーとは自分のウェブサイトが検索エンジンでどれだけ信頼性や影響力があるかを示す指標です。

ドメインパワーが高ければ検索エンジンで上位表示しやすくなります。

上位表示できればより多くの読者を獲得できるので必然的に設計事務所としての知名度を高めることができます。

お客様とのコミュニケーションが取れる

ブランディングのためのブログ活用のメリットは、お客様とのコミュニケーションが取れることです。

ブログ更新型のホームページには読者がつきます

読者からコメント欄の書き込みやDMなどが来るようになり、コミュニケーションをとることができます。

ブログ記事をテーマに話が盛り上がって、建築設計の仕事につながるなんてことよくあります。

読者がつくブログってどう書けばいいのかにゃ?

読者の悩みに寄り添い解決策を提示するブログ記事を書くことに尽きると思います。

設計事務所は一般の人には敷居が高いイメージがあるので、

コミュニケーションを取れる場を提供する気持ちでブログ記事を書くと読者に気持ちが伝わってくれます。

読者と積極的にコミュニケーションをとり設計事務所としての知名度を高めていきましょう。

マーケティング効果が高くなる

ブランディングのためのブログ活用のメリットは、マーケティングの効果が高くなることです。

人気のあるブログ記事を分析すれば、読者が求めていることを知ることができるからです。

読者が求めているブログ記事を書ければ、自分の設計事務所を知ってもらう機会が多くなります。

ブログ記事から読者のニーズをマーケティングすることは設計事務所をブランディングするときにもとても役に立ちます

どうやって分析すればいいのかにゃ?

Googleの提供している「アナリティクス」を利用しましょう。

読者がどのように自分のブログ記事を見つけたのかやどの記事がよく読まれているのかなど様々なことがわかります。

読者の傾向がわかればその人たちに向けたキーワードも探しやすくなります。

設計事務所をブランディングして知名度を高めるには、現在のトレンドを知る必要があります。

しっかりとアナリティクスで何がよく検索されているのかを分析して読者が望んでいる答えを提示してあげましょう。

ブランディングのためのブログ活用のデメリット

ブランディングのためのブログ活用のデメリットは以下になります。

◾️ブランディングのためのブログ活用のデメリット

・継続的にブログ記事を生産できない

・PV数がなかなか増えない

・お問合せがなかなか増えない

継続的にブログ記事を生産できない

ブランディングのためのブログ活用のデメリットは、継続的にブログ記事を生産できないことです。

ブログ記事を継続的に生産するためにはインプットする時間が必要になり、記事を書く時間が取れなくなる場合があります。

私も3年間ブログを書き続けていますが、キーワード選定やタイトル、記事構成にはいつも頭を悩ませています。

どうすればブログを継続できるのかにゃ?

一番いいのは興味のある本をたくさん読むことです。

たくさん本を読むとその本自体から新たな興味やキーワードが見つかるだけでなく、

本の紹介記事を書くことができるからです。

建築や住宅の本を探している読者は意外に多くて、私のおすすめする本もかなり読まれています。

継続的にブログ記事を生産することはヒットする記事を量産することにつながるので、結果として設計事務所としての知名度を高めることができます。

ブログが継続できない人はChatGPTを利用することも有効な手段になります。

ChatGPTを活用して建築ブログを簡単に書く方法についてはこちらの記事をご参照ください↓

これからはあたりまえになる?ChatGPTを活用して建築ブログを簡単に書く方法 | アーキトリック一級建築士事務所
GhatGPTは使いやすくブログの文章を簡単に生成することができます。今回はChatGPTでブログを簡単に書きたい人や建...

PV数がなかなか増えない

ブランディングのためのブログ活用のデメリットは、PV数がなかなか増えないことです。

PV数が増えないとブログ記事を書く気力もなくなり、やめてしまう人がとても多いです。

PV数が伸びてくるのは1年後だと思い、最初からアナリティクスの結果を気にしないことが重要になります。

PV数を増やすにはどうすればいいのかにゃ?

最初から「注文住宅」「住宅設計」など大きなキーワードを狙わないことが重要です。

ロングテールキーワードで「注文住宅、お住まいの地域、設計事務所」などをキーワードにすると上位表示されやすくなります。

またはニッチなキーワードで「住宅性能評価、断熱材、施工方法」「勾配天井、照明器具」などをキーワードに記事を書くとPV数は伸びると思います。

とにかくPV数を最初から気にしているとブログ記事を書くモチベーションが保ちづらいので、

最初から大きな目標や野望を持たないようにしましょうw

お問合せがなかなか増えない

ブランディングのためのブログ活用のデメリットは、お問合せがなかなか増えないことです。

お問合せを増やすにはそれなりのライティング技術が必要になります。

それ以前に、その記事が検索で上位表示される必要があります。

ライティング技術を高めるにはどうすればいいのかにゃ?

まずは「ブログライティングの教科書」を読みましょう!

ブログライティングの教科書
¥1,760

読まれるブログ記事にするには、本や新聞記事などと違い形式に沿った形で文書を構成する必要があります。

お問合せを増やすには、読者にお問合せボタンを押すアクションをさせることが必要になるのでとても難しいです。

私もまだなかなかうまくいっていないのですが、それでも月に3〜5件ほどのお問合せメールがあります。

お問合せを如何に増やすかが設計事務所のブログの攻略方法になると思います。

ライティング技術をしっかりと磨き、設計事務所としてのブランディングをうまく発信していきましょう。

設計事務所のブログをやって良かったこと

設計事務所のブログをやって良かったことは以下になります。

◾️設計事務所のブログをやって良かったこと

・収益目的のブログを他に作れた

・建築の話題に特化することができた

・考えをうまく文章化できるようになった

収益目的のブログを他に作れた

設計事務所のブログをやって良かったことは、収益目的のブログを他に作れたことです。

収益目的で設計事務所のブログを運営しようとすると、コンプライアンスや設計事務所としてのブランディングの妨げになる場合があります。

私の場合は「ねこの目マーケット」という収益目的のブログを別に作ることで、設計事務所のブログをより特化することができました。

そもそも収益目的の設計事務所のブログで紹介できるアフィリエイト案件は、転職やDIY、本などしかないのが現状です。

アドセンスも1万PV/月でやっと1000円/月いく程度です。

最初から収益を目的にせずに、

・読者の悩みを解決する

・コメントやお問合せを増やす

・設計事務所としての知名度を高める

・設計の仕事を依頼される

・収益に繋がる

という段階でブログ運営を考えた方がいいと思います。

設計事務所のブログでアドセンスやアフィリエイトで稼ぐ方法についてはこちらの記事をご参照ください↓

建築の話題に特化することができた

設計事務所のブログをやって良かったことは、建築の話題に特化することができたことです。

ブログ自体に収益性を持たせることをやめたので、建築の話題に縛りがなくなったことが大きな要因になります。

収益目的の記事だとどうしても話題が偏ってしまいがちになります。

それでは、設計事務所としての理念やブランディングすることはできなくなってしまいます。

建築は日々の暮らしに関わることから芸術的な側面まで、幅広い分野なので話題を絞ってしまうのは勿体無いと思います。

建築に関わるブログ記事なら探せばたくさんのキーワードが見つかるので、継続的にブログ記事を生産するように心がけましょう。

考えをうまく文章化できるようになった

設計事務所のブログをやって良かったことは、考えをうまく文章化できるようになったことです。

考えをうまく文章化できると人にわかりやすい話ができるようになるので打合せなどでとても役に立ちます。

また、メールでの要点をまとめた文書なども書けるようになります。

建築空間のアイデアはうまく文章化できないと実現できないことが多いです。

文章化できないと人に伝えられないからその良さが伝わらないことが多いからです。

普段から文章化する力をつけておくと何かと役に立つので、普段からブログで自分の考えを文章化する癖をつけましょう。

ブログの始め方

ここまで設計事務所のブログについて考えてきましたが、ブログ初心者の方も多いと思います。

私もそうでしたが、ブログサイトは構築するまでにかなり苦労すると思います。

設計事務所のブログサイトを簡単に始めるなら無料のワードプレスを利用しましょう。

設計事務所のHPを簡単に作れて、ブログ更新によりSEO上位表示しやすくなります。

レンタルサーバやドメイン代が必要ですが、「さくらレンタルサーバー」だと簡単で安く始めることができます↓

さくらレンタルサーバーでの設計事務所のブログサイトの作り方についてはこちらの記事をご参照ください↓

まとめ

今回はブログ活用のメリットとデメリットを知りたい人や設計事務所のブランディングのためにブログを始めたい人に対して、

ブランディングのための設計事務所のブログ活用のメリットとデメリットをご紹介してきました。

まとめると以下になります。

◾️ブランディングのためのブログ活用のメリット

・設計事務所の情報発信ができる

・ブログ記事の充実によるSEO対策

・低コストで継続的に発信できる

・お客様とのコミュニケーションが取れる

・マーケティング効果が高くなる

◾️ブランディングのためのブログ活用のデメリット

・継続的にブログ記事を生産できない

・PV数がなかなか増えない

・お問合せがなかなか増えない

◾️設計事務所のブログをやって良かったこと

・収益目的のブログを他に作れた

・建築の話題に特化することができた

・考えをうまく文章化できるようになった

ブログ運営は「読者の悩みを解決する」ことを基本にブログ記事を書き、

その記事の中で自分の考えや意見を少しずつ出していくことで設計事務所としてのブランディングをする方法が望ましいと思います。

ブログを通じて設計事務所の魅力を発信し、ブランディングの成功につなげましょう。

この記事で少しでも設計事務所のブログ活用してブランディングしたい人のお役に立てれば幸いです。

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