急冷式とは直接氷にドリップしてアイスコーヒーを作る方法です。
氷やコーヒー粉、注ぐお湯の量をうまく計らないと美味しいアイスコーヒーは入れられないです。
どうしてうまく入れられないのかにゃ?
急冷式のアイスコーヒーは直接氷にドリップするため、
最初の氷が溶けてちょうど良い濃さのコーヒーに仕上げる必要があるからです。
私は1年間で1000杯以上のコーヒーを飲み続けていますが、
急冷式のアイスコーヒーを入れる場合は今回ご紹介するレシピでアイスコーヒーを楽しんでいます。
今回は驚きの旨さになる!コーノ式(MDK-21)で急冷式の美味しいアイスコーヒーを作るレシピをご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・急冷式のアイスコーヒーのポイント
・美味しい急冷式アイスコーヒーのレシピ
上記のことがわかります。
アイスコーヒーはホットコーヒーを入れるよりもコーヒー豆を多く使います。
コーヒー豆の量をケチると薄いコーヒーになってしまうので注意しましょう。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
急冷式のアイスコーヒーのポイント
まずは急冷式のアイスコーヒーとはどのようなものかやメリット、デメリットを考えてみましょう。
急冷式とは
急冷式とは熱湯で抽出したコーヒーを氷を入れたサーバーに直接ドリップして急速に冷やす方法です。
通常のアイスコーヒーよりも豊かな味わいや香りを楽しむことができます。
他の方法として氷を入れないでサーバーを間接的に氷で冷やす方法や、ドリップしたてのサーバーを冷蔵庫で急冷する方法などがあります。
氷の入ったサーバーに直接ドリップする方法が短時間でアイスコーヒーが作れるのでとても便利な方法になります。
急冷式のアイスコーヒーのメリット
急冷式のアイスコーヒーのメリットは以下になります。
・コーヒーの香りや風味が豊か
・短時間でアイスコーヒーができる
・味わいがまろやかでバランスがいい
氷を入れたサーバーに直接ドリップするためコーヒーの香りや風味がとても豊かになります。
また、短時間で美味しいアイスコーヒーが作れるのも魅力的です。
ドリップコーヒーは入れたてが美味しいので氷で急速に冷やすと味わいがまろやかでバランスが取れたアイスコーヒーを作ることができます。
ドリップコーヒーは最初の方に抽出された液体にコーヒーの旨味が濃く凝縮されています。
この液体を氷で薄めることでちょうど良い濃さのアイスコーヒーを作ることができます。
急冷式のアイスコーヒーのデメリット
急冷式のアイスコーヒーのデメリットは以下になります。
・氷の量が多いと薄まってしまう
・コーヒーの濃さの調節が難しい
・コーヒードリッパーの特徴に左右される
急冷式のアイスコーヒーは溶けた氷によって希釈されるため、分量をしっかりと計らないと味が薄まってしまう可能性があります。
また、ドリッパーによって抽出されるコーヒーの濃さが違うので調節が難しいというデメリットがあります。
私の場合はドリッパーはコーノ式(MDK-21)を利用してドリップしているのですが、
技術に関係なく安定した濃さのコーヒーが抽出できるのでおすすめのドリッパーになります。
美味しい急冷式アイスコーヒーのレシピ
美味しい急冷式アイスコーヒーのレシピを考える上での注意点は以下になります。
・氷の量は注ぐお湯の量の1/3が目安
・コーヒー粉の量は7.5倍が目安
・お湯の温度は90℃以上の高温
使う道具
使う道具は以下になります。
・コーノ式ドリッパー(MDK-21)
・ドリップポット
・コーヒーサーバー
・コーヒーミル
・コーヒースケール
ドリッパーはコーノ式(MDK-21)がおすすめです↓
コーノ式(MDK-21)
¥1,499
入れ方による影響が少ないので安定して濃ゆいコーヒーを入れることができます。
コーノ式(MDK-21)のドリッパーについて詳しくはこちらの記事をご参照ください↓
コーノ式でドリップするとき私は珈琲考具のツードリップポットProを使用しています↓
珈琲考具のツードリップポットPro
¥6,050
このドリップポットは本当に真下に落ちるので点滴法で狙った位置にお湯を注ぐことができます。
珈琲考具のツードリップポットProについて詳しくはこちらの記事をご参照ください↓
コーヒーミルはタイムモアのC2maxを使用しています↓
タイムモアのC2max
¥9,500
クリック数は16〜18クリックが中細挽きになります。
アイスコーヒーはなるべく細めに引いた方がコーヒーの成分が濃く抽出できます。
タイムモアのC2maxについて詳しくはこちらの記事をご参照ください↓
コーヒースケールはタイムモアのBlackMirrorBasic+を使用しています↓
タイムモアのBlackMirrorBasic
¥6,400
しっかりとコーヒースケールで計って入れないと美味しいアイスコーヒーを入れるのが難しいと思います。
美味しいアイスコーヒーは氷とドリップされたコーヒーの濃度とのバランスがとても重要なので、最初はコーヒースケールでしっかりと計って作りましょう。
タイムモアのBlackMirrorBasicについて詳しくはこちらの記事をご参照ください↓
急冷式でアイスコーヒーを入れる時の注意点は以下になります。
氷の量は注ぐお湯の量の1/3が目安
急冷式のアイスコーヒーを作る時は、サーバーに入れる氷の量は注ぐお湯の1/3が目安になります。
マグカップ1杯分のアイスコーヒーを作る場合、200gなので注ぐお湯の量は230gとなります。
230g×1/3=76.66
氷の量は約75gを先にコーヒーサーバーに入れておきましょう。
コーヒー粉の量は7.5倍が目安
急冷式のアイスコーヒーを作る時は、コーヒー粉の量は7.5倍が目安になります。
コーヒー粉20gに対して注ぐお湯の量は150gとなります。
先に入れた氷75gと合わせて230gになるまでお湯を注ぐと、抽出量200gのアイスコーヒーができます。
お湯の温度は90℃以上の高温
急冷式のアイスコーヒーを作る時は、お湯の温度は90℃以上の高温でお湯をそそぎましょう。
アイスコーヒーは冷たいので苦味や酸味が感じにくくなります。
注ぐお湯の温度を高温にするとコーヒーの成分を十分に抽出できるので、しっかりとした味わいになります。
今回使用する急冷式のレシピ
今回使用する急冷式のレシピは以下になります。
・コーヒー豆:ブラジルのイパネマ農園ナチュラル
・コーヒー粉:20g
・注ぐお湯の量:155g
・お湯の温度:96℃
・氷の量:75g
・抽出量:200g
ドリップ方法は以下になります。
1:30|50gのお湯を点滴法で入れる
2:00|155gのお湯を細く注ぐ
2:30|落ち切る前にドリッパーを外す
コーノ式で濃いコーヒーの味わいを抽出するには最初の点滴法が決め手です。
お湯を注ぐ技術に関係なくドリッパーが抽出スピードをコントロールしてくれるので、濃ゆいコーヒーを入れるのにはとても便利なドリッパーです。
コーノ式でのドリップの方法
コーノ式(MDK-21)でのドリップ方法は以下になります。
・コーヒーミルで中細挽きにする
・サーバーに氷を75g入れる
・お湯を点滴法で50g注ぐ
・2回に分けて細くお湯を注ぐ
・氷を撹拌する
・氷の入ったコップに注いで完成
コーヒーミルで中細挽きにする
タイムモアのC2maxならクリック数は16〜18クリックが中細挽きになります。
中細挽きにすることでコーヒーの成分をより多く抽出することができます。
細挽きにするとドリップする時間が何がくなるので大体3分程度でドリップできる細かさに挽くようにしましょう。
サーバーに氷を75g入れる
先にサーバーに氷を約75g入れます。
氷は冷蔵庫の製氷器で作った物でもいいのですが、カルキの匂いが気になる方はコンビニなどで市販されている氷を使いましょう。
お湯を点滴法で50g注ぐ
最初の蒸らしは無しで、点滴法でお湯を注いでいきます。
コーヒー粉の膨らみに合わせてゆっくりと点滴するのがコツです。
1:00くらいでポタポタとドリッパーからコーヒーが抽出されてきます↓
サーバーの底面に抽出液が行き渡ったらお湯の注ぐスピードを上げていきます。
2回に分けて細くお湯を注ぐ
コーヒー粉の膨らみに合わせて2回に分けてトータルで155gのお湯を細く注いでいきます。
お湯を注ぎすぎてもコーノ式(MDK-21)はある程度一定な抽出スピードを保ってくれるので便利です。
氷を撹拌する
お湯を注ぎ終わったら最後の一滴が抽出される前にドリッパーを外しましょう。
抽出されたコーヒーと氷を撹拌して均一な濃さのアイスコーヒーを作りましょう。
氷の入ったコップに注いで完成
最初に入れた氷が溶けてもまだ生暖かいので、氷の入ったコップにアイスコーヒーを注いでかき混ぜて冷やしましょう。
氷でアイスコーヒーが冷えたら完成です。
まとめ
今回は急冷式で美味しいアイスコーヒーを入れたい人やコーノ式(MDK-21)で濃ゆいアイスコーヒーを作りたい人に対して、
驚きの旨さになる!コーノ式(MDK-21)で急冷式の美味しいアイスコーヒーを作るレシピをご紹介してきました。
まとめると以下になります。
◾️急冷式のアイスコーヒーのメリット
・コーヒーの香りや風味が豊か
・短時間でアイスコーヒーができる
・味わいがまろやかでバランスがいい
◾️急冷式のアイスコーヒーのデメリット
・氷の量が多いと薄まってしまう
・コーヒーの濃さの調節が難しい
・コーヒードリッパーの特徴に左右される
◾️急冷式アイスコーヒーのレシピを考える上での注意点
・氷の量は注ぐお湯の量の1/3が目安
・コーヒー粉の量は7.5倍が目安
・お湯の温度は90℃以上の高温
◾️急冷式のレシピ
・コーヒー豆:ブラジルのイパネマ農園ナチュラル
・コーヒー粉:20g
・注ぐお湯の量:155g
・お湯の温度:96℃
・氷の量:75g
・抽出量:200g
1:30|50gのお湯を点滴法で入れる
2:00|155gのお湯を細く注ぐ
2:30|落ち切る前にドリッパーを外す
アイスコーヒーはホットコーヒーを入れるよりもコーヒー豆を多く使います。
コーヒー豆の量をケチると薄いコーヒーになってしまうので注意しましょう。
この記事が少しでも急冷式のアイスコーヒーを入れる時の参考になってくれれば幸いです。
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