コーヒードリッパーは何を使ってます?
私は毎日ペーパードリップを入れているのですが、カリタ式をよく使っています。
カリタ式ってどうやって入れるかにゃ?
カリタ式はコツさえ掴めばどんな入れ方をしても器具がコーヒーの抽出速度をコントロールしてくれるので、
一定のクオリティーのコーヒーの味が表現できます。
今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。
・カリタ式の正しい入れ方を知りたい人
・カリタ式の歴史や雑学を知りたい人
上記の方々に対して、カリタ式の歴史や正しいコーヒーの入れ方についてご紹介します。
この記事がカリタ式で美味しいコーヒーを入れて楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
自己紹介
Bさん@アーキトリック
建築・古代住居・SFを考えることが大好きな一級建築士です。
暮らしに寄り添った建築士として、日々の暮らしに役立つ情報を発信しています。
世界25カ国以上のコーヒー豆を購入し、1年で1,000杯以上のコーヒーを飲み続けています。
現在コーヒーインストラクターの資格を取るべく奮闘中!
コーヒーの魅力や情報を皆さんと共有するべく、ブログやtwitterで情報を発信しています。
カリタ式について
まずはカリタの歴史から見ていきましょう。
カリタの歴史
カリタ(Kalita)は、1958年に東京の日本橋で創業された日本のコーヒーメーカーの会社です。
カリタは喫茶店ブームの波に乗り業務用コーヒー機器を製造販売し、
その後は家庭用のコーヒー機器やコーヒーフィルターも販売し有名になり、日本のコーヒー文化の草分け的存在といえます。
家庭用無漂白ペーパーフィルターは、このカリタがどこよりも先駆けて開発し販売しました。
カリタ式の由来
一般に言われているのが、ドイツ語の「Kaffee(コーヒー)」と「Flter(フィルター)」の組み合わせた造語だという説がです。
よく似た名前のコーヒーメーカーとして「メリタ」がありますが、こちらはドイツのコーヒーメーカーで、まったく別の会社になりますが…
メリタを漢字にすると「メリ田→刈田」となりカリタと読めることからカリタになったという都市伝説もあります。
メリタも1950年代には3つ穴だったことから、カリタを作るときに参考にしたのではないかということもいわれています。
メリタの歴史についてはこちらの記事をご覧ください↓
カリタ式の特徴
特徴としては、扇形のドリッパーとコーヒーを抽出する穴が3つあるということです。
内側は深めのリブになっています。
このリブのおかげで、コーヒーとドリッパーの接する部分が少なく済み、お湯が順調に落ちるようになっています。
細口のケトルでゆっくりと安定してお湯を注ぐこと、何回かにお湯を分けて注ぐことが、上手に淹れられるコツだそうです。
これはカリタの、お湯をコーヒー豆に浸透・通過させて抽出するという考えに基づいたものです。
抽出が早いことであっさりとしたコーヒーが出来上がるとのことです。
おすすめカリタの製品
カリタが好きな人はカリタの製品で揃えてみるとよりコーヒーを楽しめます。
ドリッパー
カリタ コーヒードリッパー 2〜4人用 陶器製
¥1,800
陶器製なのでコーヒーを抽出する際の保温効果があります。
私もこれを愛用しています。
大勢のお客さんが来た時でもコーヒーを大量に入れられるのでこのサイズがとても重宝しています。
フィルター
カリタ フィルター 2〜4人用 100枚
¥336
100枚入りのペーパーフィルターです。
ペーパーフィルターはいろいろなメーカーから出ています。
ペーパーの質がコーヒーの味に影響をしてしまうことがあるので、私はメーカー純正を使用しています。
コーヒーポット
カリタ コーヒーポット ステンレス製 0.7L
¥7,083
細口のコーヒーポットです。
0.7Lくらいの大きさが一番使いやすいと思います。
コーヒー1杯が130mlなので5杯分はこれで十分に抽出できます。
サーバー
カリタ コーヒーサーバー 2〜4人用 500ml
¥815
コーヒードリッパー102用のコーヒーサーバーになります。
電子レンジ対応なので冷えても電子レンジで温められるのでとても便利です。
コーヒーミル
カリタ コーヒーミル 手挽き 容量45g
¥3,091
カリタ純正の手挽きのコーヒーミルです。
粉受けが最大45g分の大容量を挽けるのでとても便利です。
コーヒーキャニスター
カリタ コーヒーキャニスター 300g
¥1,300
ガラス製のコーヒーキャニスターです。
300gまではいる大容量なので、袋のまま入れられてとても便利です。
カリタ式の正しい入れ方
カリタ式は豆の様子やコーヒーの落ちる量を見ながら、何度かに分けてお湯を注ぎますが、
基本的にはコーヒーの落ちる量は3つ穴によって一定にコントロールされるので、
お湯の注ぎ方は人それぞれでいいと思います。
用意したもの
今回用意したものは以下になります。
・ブラジル産イパネマ農園 ハイロースト 中挽き 30g
・お湯の温度90℃
カリタ式の正しい入れ方は以下にな入ります。
⓪器具を温める
①コーヒー粉をならす
②コーヒー粉を蒸らす
③2度目のお湯を注ぐ
④3度目のお湯を注ぐ
⑤完成
⓪器具を温める
陶器製の場合は器具を温めるましょう。
サーバーやコーヒーカップも一緒に温めるとあたたかなコーヒーができます。
①コーヒー粉をならす
コーヒー粉をフルターの中に入れ、ポンポンと軽くたたき平らにならします。
②コーヒー粉を蒸らす
しっかりとコーヒー粉を湿らせます。
全ての粉が均等に湿る量を注ぎましょう。
ガスが発生して膨らみますが、その様子を見てガスが出なくなるまで約30秒ほど待ちます。
③2度目のお湯を注ぐ
中心に向かってお湯を注ぎます。
泡のドームを膨らまして崩壊しない程度にお湯を注いでいきます。
ある程度お湯を注いだらドームが落ち着くまで注ぐのをやめます。
④3度目のお湯を注ぐ
ドームを中心にのの字を書くように周辺にお湯を注いでいきます。
この時に抽出されたコーヒーの量に注意しましょう。
最後の一滴まで抽出してしまうとコーヒーの雑味が出てしまうので、
コーヒーが適量抽出し終わったら、途中でもドリッパーをサーバーから外します。
⑤完成
最後の一滴を落とさないようにしましょう。
コーヒーが適量抽出し終わったら完成です。
まとめ
今回はカリタ式の正しい入れ方を知りたい人やカリタ式の歴史や雑学を知りたい人に対して、
カリタ式の歴史や正しいコーヒーの入れ方についてご紹介してきました。
まとめると以下になります。
■カリタ式の正しい入れ方
⓪器具を温める
①コーヒー粉をならす
②コーヒー粉を蒸らす
③2度目のお湯を注ぐ
④3度目のお湯を注ぐ
⑤完成
カリタ式は慣れるととても簡単で美味しいドリップコーヒーが入れられます。
私は濃いめが好きなのでなるべくゆっくりお湯を注ぐ様にしています。
自分好みのコーヒーの味にちょっとだけ近づけるのは面白いですね。
カリタ式を使って色々とコーヒーの入れ方を楽しんでみましょう。
この記事がカリタ式で美味しいコーヒーを入れて楽しむ人が少しでも増えてくれれば幸いです。
ブログのコメント欄にこの記事の感想などコメントしていただけるとありがたいです。
また、FacebookやTwitterでみなさんのお役にたてる情報発信しています!
「いいね!」や「フォロー」していただけるとうれしいです。ヨロシク(b・ω・d)デス♪
コメント